青天白日、公明正大

●4月23日(金)
後輩に引き継いだ仕事をチェックしていると、期末に発生した案件について、謎の会計処理がなされているのを発見してしまう。実態は未収金なのに仮払金勘定を立てているのがひとつ。4月分の収入を計上して(しかも、相手勘定が仮払金になってる!)決算修正で前受収益に振り替えていないのがひとつ。あーあー、どうしてこういうことするの。そしてなぜ誰も気づかないの。

開示上の財務諸表や申告書では、政策的にいろんな処理を施すことがある(むろん法を侵さない前提で)。でも、帳簿が、取引そのものをありのままにシンプルに偽りなく表していないものになってるのは許せん。こういうことをひとつ看過すると、次から次にほころびができて、いつしかぼろぼろになってしまうよ。

・・・と、わなわなする。私がこういうことにいちいち敏感なのは、仕事を一から教えてくれた上司がまさにそういう方針の人だったからなのだが、彼も今や管理職なので仕訳すべてを見きれてないのだろう。これを彼が知ったら激怒するのは目に見えているが、もはや会社を去るばかりの身で口出しすることじゃないか、と思い目をつぶる。後輩には正しい処理を説明して「今みたいな処理がまかりとおるようになるのは良くないと思う。」と言っておいた。

さて、今日は夫の給料日。彼はこの春からちょいと昇進したので今回から給料が増えており、それを祝して奢ってくれるという。まー昇進した人にたかっていいっていうのは、うちの会社でも常識だからね笑 薬院六つ角近く「壽屋」にて串揚げのコース。工夫の凝らされた品々、こじんまりしたお店の居心地のよさに満足。車海老、麩、アスパラ、三つ葉のサヨリ巻が特に美味しかった。酒を(ほとんど)飲まないせいでどんどんどんどん串がお腹に入っていって、結局15本くらい食べたのかな。

すっかり楽しい気分になったので「ピカピカ」で2次会。白ワイン飲む。赤ちゃんがいることを思えば、ちょっと飲みすぎたかも。反省。しかし、夫と飲んでこんなに楽しいって、いつまで続くんだろうかこういうの。