鐘は鳴り響く

●2月21日(日)
実家へ。と、その前に図書館に本を返却せねば。どちらも夫に車で送ってもらう。夫は実家で昼ごはんを食べたあと先に帰途へ。残った私は母とふたりで(うちの父親は日曜も仕事)オリンピックを見ながらあれこれ喋る。

自分では「どんだけ!」てぐらいの腹に成長していると思っているし、独身の友達なんかにも「ふくらんだ」「でかくなった」と言われ続ける日々だが、経産婦の友達や看護師さんなんかに言わせると「これからが本番」「まだあんまり目立たないね〜」ということらしい。それにしたって、母親の「あら、くびれがなくなってきたね」発言はどうかと思った。もう6ヶ月めなんですよ〜。途中、疲れて昼寝。夜は夫が肉じゃがを作ってくれていた。珍しく、肉じゃがの肉に鶏を使っていた。美味。

●2月22日(月)
仕事のあと、プールへ。夜9時まで営業(?)してるたぁ、市民プールもたいしたもんである。しかし利用者、少なし。事業仕分けの対象になる日も遠くないかもしれない。土曜日に通っているスイミングクラブでは、マタニティコースのときは水温を32-3度くらいまで上げてくれているが、市民プールは当然ながら通常の水温(冬季の現在は27-9度くらい)で、入ったときは「冷た!」と感じる。でも、すぐに慣れる。歩行の間に、またゴーグルなしで25mを5回ほど泳ぐ。目には絶対良くない。

●2月23日(火)
なんとなくもやもやして、喋りたおす元気もある感じだったので、夕方いきなり夫を誘って近所で飲む。ま、飲むったって、キリンのノンアルコール「フリー」とジンジャーエールなんですけど。平尾「磯人」。2回目だけど、この店、好きです。今んとこ、頼んだものすべて美味しいし、高くないし、居心地いいです。会社について、仕事について思うところをいろいろ喋って目的を果たした感があり、満足。しかしあと1ヶ月で辞めるってのにこんなに語ってる私のモチベーションは、いったい何なのだ。

●2月24日(水)
有休消化の日。そしてバンクーバー五輪女子フィギュア・SPの日。狙って休んでるわけじゃありません。テレビの前に陣取り、(といっても一人の家だが)、真央ちゃんの出番が近づくにつれて緊張で体が固くなっていき、トリプルアクセルが決まった瞬間から既に涙。2分50秒の演技が終わった瞬間、わーっとテレビに向かって拍手しました。一人の家なのに・・・。点数も申し分なく出たけど、まあそのあとのキム・ヨナ選手もソツのなさすぎる演技・・・は、いいにしても、インフレ気味の採点にやや憮然。

最終滑走の安藤美姫まで見終えて、美容室へ。はい、これは、ちゃんと最後まで見られる時間を見つくろって予約入れてました。「今日はあったかいですね・・・・ええ?」て感じで腹を見て目を丸くする馴染みの佐藤健似のスタイリストさん。カットを担当してくれるスタイリスト兼オーナーさんは妊婦客のエピソードあれこれを得意の話術で話してくれるんだけど、今は人ごとじゃないのでちょっと笑えなかったり。夜ごはんには、ミートソースを作ってポテトグラタンにかけた奴と、豆腐&野菜サラダ。食後、夫といろいろ話し合う。

●2月25日(木)
まあ、あくまで私にしてはって話だけど、前夜の寝つきが悪く、朝も早く目が覚めてしまうというありさまだったので、ふらっふら。昨日のミートソースをごはんにかけてタコライス風にしたものとサラダを食べて、夫が飲み会から帰るのも待たずとっとと寝ることにする。ちゃんと予約しておいたはずの『不毛地帯』が録画できていないことに翌朝気づき、大ショック。

●2月26日(金)
朝からDVDレコーダーの取扱説明書を精読し、不具合の原因を突き止める。そう、今日はバンクーバー五輪・女子フィギュアのFPの日。録り損ないは許されないのだ! もちろんライブでも見たいので、仕事を調整して昼休みを二部構成に。すなわち、第1部は12時10分から約25分で、まずは昼ごはんをかきこみ、鈴木明子選手の演技に見入る。いったん席に戻り軽い作業をして、第2部は13時10分から。安藤美姫キム・ヨナ浅田真央ジョアニー・ロシェットと続く4人の演技を見れば、メダルの行方が見届けられるという寸法だ。

2部の時間、テレビが置いてある休憩室には続々と社員が集まってくる。ワンセグでチェックしていた人にとっても、画面のサイズで結局はアナログテレビの勝利ってことになるらしい。さて、結果はここに書くまでもない。浅田選手の演技が終わり、点数が出た時点で、予定を早く切り上げて席に戻った。はぁーーーーーーってな心境。詳しくは別項で書く。別項で書きたいことがたまっている。

さて、仕事は連日、引き継ぎがんばってます。残業のあと、後輩と夜ごはん。博多駅前4丁目の「グランパルム」にてプリフィクスコース、美味しかった、おなかいっぱい。もうこんなことも最後かもしれないので、ごちそうする。