『小公女セイラ』 第2話が面白いと、かなり信頼できるよね

結局、始まる時間の前にワクテカとテレビ前に陣どってしまった。そして予想を裏切らない面白さ。
今回のセイラは、聖性をまとったアニメのセーラとはまた違ったキャラクターなんだけど、「お嬢様」らしい無邪気なふるまいや自分の意見を毅然として言うところなど、チャーミングでとっても感情移入できる! 志田未来の演技が達者でねえ。彼女の魅力を再確認だわー。

樋口可南子のミンチン先生(三村先生)や、セイラをいじめる女の子も、単なる記号としての悪役ではなく、なかなか人間くさい造形になっているので面白い。そして、人間くさいといえば、斉藤由貴が演じるミンチン先生の妹にして副院長。今後も、彼女が自室で酒乱っぷりを発揮するシーンは定番として毎回織り込まれるのだろうが、徐々にそこに変化を加え、後半では本筋にも絡めてくるくらいのこと、脚本家の岡田さんは当然考えているだろう。楽しみ。

田辺誠一は、テレビドラマではこういう役(リアルから遠い作品のリアルから遠い役)が続くなあ。まあ、似合うんだよね、、、かつてはこのポジションに内野聖陽もいたわけだが(エースを狙え!の宗像コーチとか)。田辺さんも舞台でならしてる役者で、一度、蜷川舞台で見たことがあるんだけどかなり印象に残っている。いつか、どかんとくる役をドラマでもやってほしいな。それにしても、大塚寧々とは美男美女夫婦だよな〜。並んだ絵面を想像するだけでうっとり。