ついったらーの私

Twitterはじめて2週間になる。楽しいよ。

ネットを徘徊してると、ここ数ヶ月くらいで、よく読んでるブロガーさんたちの「Twitter始めました」って告知がけっこうあったので、その人たちの「つぶやき」のページをちょこちょこ覗いたりしてた。また、広瀬香美の「ヒウィッヒヒー」騒動(?)がヤフートピックスにまでなってたので、一連の流れを見たり。

でも、その時点では、ついったらーになる気は、まだ全然なかった。私にはこのブログがありますし、また、巡回してるブログやサイトも数多く、これ以上ネットに労力をかけるのは不可能だと思ってたし、140字内で呟いては消えていくというtwitterの魅力は、あんまりわかんなかったのです。ブログを書くほどには時間がなかったり、あるいは、文章を書くということにたいして興味のない人たち(世の中では圧倒的多数でしょうが)にとっては、いいツールなのかなー、ぐらいに思ってました。

考えが変わったのは、佐藤尚之さんという人が鳩山首相と一緒にごはんを食べて、その様子をtwitterで実況し、それがtwitter内で大きな反響を生んだ、という先月終わりの出来事がきっかけ。ヤフートピックスでそれを知った私は、まずは佐藤さんのtwitterではなく、ブログのほうを見に行った(笑)

佐藤さんは、「いちブロガー」として友人の紹介によって首相と食事することになり、その場で首相に断ったうえでtwitterで実況をして、なおかつ、その魅力について語ったらしい。

(佐藤さんのブログより)
実況中継することで首相に興味をもってもらうのが狙い。
別にTwitter 普及を誰かに頼まれたわけではなく(笑)、このソーシャルメディアが持つ「フラットでオープンにつながる世界」に少しでも触れていただき、トップダウンなコミュニケーションとは違う流れを感じてもらいたかったからである(Twitter も日本ではまだ黎明期だけど、まぁある象徴として)。
別に知ってもらって何かがすぐ変わるわけではない。でも、目の前の首相に限られた時間で伝えられることとして、象徴的に Twitter に絞ってお勧めしてみた感じ。

とりあえずソーシャルメディアの現状だけはお伝えしたいと思った。マスメディアのフィルターを通さない別の「つながり」を少しでも理解してもらいたいと。トップダウンからボトムアップへと変わってきたこの世界的な流れを理解しないと、少なくとも10代20代30代の肌感覚は理解できないし、次世代に対する政策も的を射ないと思ったから。 まぁ昨晩は議論や提案の場ではなく、(激務の合間の息抜きの)楽しいご飯&お酒の場だったので限界はあったけど。

鳩山さんは Twitter 自体を知らなかったようだけど、とても素直に耳を傾けてくれた(どんな話題にも辛抱強く丁寧に相手の目を見て耳を傾ける人だった)。でもまぁなんというか、Twitter を理解してもらうことの難しさよ(笑)
書き込む姿を見てもらったり、ボクの実況へのみなさんの返信をパソコン画面で見てもらったり(熱心に読んでくれた)、いろいろしているうちにかなり興味はもっていただけた模様。殺し文句は「オバマも使っています!」(笑)。

「フラットでオープンにつながる世界」
トップダウンからボトムアップへと変わってきたこの世界的な流れ」
みたいなフレーズに、瞬間的にうさんくささを感じてはしまうものの、世界は、何やらすごいことになってるな、とも思った。

そして、さらに得意の一気読みで佐藤さんのブログを遡っていると、彼自身、twitterを本格的にやり始めたのは、ここ数ヶ月のことだわかった。そして、そんな佐藤さんがtwitterについて書いたいくつかの文章を読んだ。

小難しく言えば「ストック型からフロー型へ、人の生が変わっていく転換点」な感じかもしれない。

という言葉では、これまでの「ホームページ」や「ブログ」との決定的な違いを「なるほど〜」と感じられたし、先月の静岡の地震に際しては

その間にもTwitterにはどんどんコメントが連なっていく。静岡在住の人の報告もあった。この瞬間、知り合いを含め、ヒトが何を思い、何をやり、どう動こうとしているか、リアルタイムで実感できるのはスゴイなぁ。

と書かれていて、メールやSNSのコミュニティなどとも違うものなんだなーとわかった。そして、

、「Twitter的なるもの」はメールの立ち位置を変えるかも。メールを駆逐する、とまでは言わないが、メールより圧倒的にフロー型なので、Twitterに慣れてくると「メールって不便!」とか思い始める。この感覚を味わうだけでも価値がある気がしますね。

というのを読んで、「うん、一度やってみるか。」と思ったのです。

まあ、この時点で(というか今でも)私の周囲(友人や職場)では「twitter」のツの字も聞いたことないわけだから、私にとって、急にメール以上のツールになるはずもないことは明らか。それでも、なんか、新しいものに対する好奇心、みたいなのが刺激されたのです。

ブログを読んでると、佐藤さんて本当にオープンで、広告関係の仕事をしているからってのもあるだろうが、40代後半なのにすごくupdateな人って感じで、頭がやわらかくて文章も上手。こういう人が、一部のネットおたく(私も含まれるかも・・・テクノロジーには激弱だけど)だけではなく、より広範囲に新しいツールを広げていくんだろうなーと思った。さすが天下の電通、友人からさんざん悪評とかも聞いてたけど、やっぱりこういう人材もたくさん抱えてるのね。

で、実際やってみて、やっぱり面白いんだよね。確かに、自分のアルバムを作るような、ブログという「ストック」とは全然違う面白さを感じる。とにかくタイムリー。オバマ大統領がノーベル平和賞をとったのも、ヤフートピックスやテレビニュースに出る前にtwitterで知ったし、今日はスポーツサイトの「一球速報」よりも速いクライマックスシリーズの実況をtwitter上でわくわくと楽しみ、さらに自分もそれに参加してた。(残業しながら・・・笑)

でも、自分の周りの人を積極的に誘おうとは思わない。まあ職場の人とかには、ブログと同様、誰かれかまわず知られたくないなーとかも思うんですが、たとえば夫や、親しい友人に対してだって、この面白さを説明するのは難しくて、誘ってもとても成果が得られそうにないから(笑

「やってみたらわかるから、とにかくやってみてよ!」と言いたいんだけど、今のところは、誰がやっても面白い、というツールではないように思う。フォローしあう人が少なければ「つながり」を感じることは難しいし、誰も見てくれていない状態で、えんえんとつぶやきを「TL=タイムライン」に流し続けるのも虚しいだろう。

かといって、知り合いの誰もtwitterやってなかったら、誰をフォローして誰にフォローされるのか?!て話。私みたいに、もともと人のブログを読んでニヤニヤしたり、せこせこと一人でブログを綴ったりするのが好きな人って絶対的に少ないんだしね。そもそも、パソコンにしろ携帯にしろ、ネットと近い位置にある人でないと、なかなかその良さもわかりにくいかも。

でも、逆に、たとえ知り合いでなくても、自分が興味をもてる人を発見してフォローすると楽しいし、twitter上でのフォローというのは、どこかのブログの読者になって、そこでコメントするよりもよっぽど気軽に、しかもタイムリーにつながれる感じもするし、フォローしたら「フォロー返し」してくれる人もけっこういるので、そうやっていくうちに体感するんよね、面白さを。

私は、もともとそこまで社交的な人間でもないし、ネット人脈もそうないので、自分のフォローしている人たちのつぶやきがタイムリーに流れる「TL=タイムライン」を見てニヤニヤして、ぼそぼそつぶやいて、ときどき、フォローしてる人に話しかけてお返事をもらったり、話しかけられてお返事したり、というのをゆるりと楽しんでます。フォロワーが何百人といるような人には、話しかけたのを無視されることもありますが、そのときは「話しかけたのも独り言だったんだ」と思って気にしない。

なんせ、Twitterというのは「フロー」の世界なので、自分の発言もどんどん流れて消えていってしまうので、あんまり気にならないんだよね、そういうことも。かといって、2ちゃんとかみたいに悪意がはびこるのも(今んとこ)見たことなく、そういう意味で嫌な気持ちになることもありません。

えーと、何が書きたかったんだっけ? 1週間働いたあとのアルコールは効きますな。つい、だらだらだらだらと・・・いつものことだけど。

別に人にtwitterをすすめたいわけじゃなくって、や、すすめたい気持ちもあるんだけど、うまく説明できないし、絶対楽しいよ!て保証もできないので、とにかく、私は最近、twitterを面白がってます、てことだ。
一時期のmixiみたいに、特にネット中毒でもない周辺にまで、このツールが爆発的に広がっていくのか?!ということにも興味がある。

で、少なくともしばらくは、私はtwitterを楽しみたいので、よろしければここをお読みの方も、気軽に始めて私をフォローしてくださいな。自分のブログを読んでくれる人が、どういう人で、どういうつぶやきをする人なのかってのも興味あるし、あわよくばtwitter内でコメント交わしてみたいし。あ、既にフォローしてくださった方たち、話しかけてくれた人たち、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
私のTwitter上のページを、しばらくちょいちょいブログにものせますね↓
エミ-emitemit (@emitemit) | Twitter
ブログの右下のあたりにも、最新のつぶやき5つくらいが、いつも載ってます。デザインださくてすみません・・。