世の中

2016年8月8日 天皇陛下が「お言葉」を

生前退位報道と能年さん名前騒動(あるいはSMAP騒動)の類似。供儀と奉納から生まれた天皇制と芸能の由来を思い起こせば、類似は偶然ではないのだろう。「やっぱり芸能界だから」といまだにいうのはその名残で…。当たり前の人の権利がどちらにもいまだにない…

『お姫様とジェンダー』 若桑みどり / 「ママじゃな」2年半と朝ドラやなんかで、ジェンダーを考える最近

お姫様とジェンダー―アニメで学ぶ男と女のジェンダー学入門 (ちくま新書) 作者: 若桑みどり 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2003/06 メディア: 新書 購入: 4人 クリック: 85回 この商品を含むブログ (47件) を見る 「男らしさ・女らしさって何だろう?」…

弥生の七

●3月某日: 今日はイレギュラーの弁当日。ウインナー、ネギ入り卵焼き、キャベツのカレー粉炒め、里芋&根菜煮物。残り物入れてもいい、昨日と似ててもいいの。簡単でいいの。だよね? 家を出るちょっと前に雨がやんだので助かった。で、送りだしたあと、珍…

『あさが来た』 第22週 「自慢の娘」  みんなと違う意見、作品への批判の意義、支持と評価の違い

クランクアップしたとのことで、おめでたい。毎年、朝ドラと大河のクランクアップの記事や画像を見ると、本当に特別な仕事だなあと思う。伝統枠の主人公(や、その相手役)に選ばれ、長く、ハードで、濃密な月日を過ごす。その消耗と充実感は経験した人にし…

伊勢崎賢治 『紛争屋の外交論ーニッポンの出口戦略』 “第1章 紛争屋が見た「戦争と平和」

紛争屋の外交論―ニッポンの出口戦略 (NHK出版新書 344) 作者: 伊勢崎賢治 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2011/03/08 メディア: 新書 クリック: 8回 この商品を含むブログ (7件) を見る 伊勢崎賢治 :1957年生まれ。インドネシアでスラムの住民運動を…

葉月の九 / 首相、戦後70年談話

●8月某日: 「のんびり過ごす」がテーマの日。サクをペダル無し自転車に乗らせて、私は伴走して図書館へ行く。片道、1.5キロ弱。途中、水筒休憩など挟みながらのんびりと。図書館内に入ると「すずしーい」と歓声をあげたサク、続いて「もう5さいだから、5さ…

武力を持たないなら知力を

あたくし明日24日に1つ年をとることになっていまして、その記念に(?)つらつら思うところをしたためる次第。 少々長く、長いだけあってアレですが祝儀だと思って読んでいただければ幸甚。 ◆ デモとかSIELDsとか、これからどうなっていくのかな。みんな忘れ…

安保法案採決

はー。与党にも野党にも信を預けられない国会。安保法案・・・憲法にかかわる部分を正しい手続きを踏むことなく政府の解釈だけで変えてしまう、って時点で受け容れられない。だってそれじゃあ、政権握ったらこれまで作ってきた憲法も法律も好き放題変えられ…

『新・戦争論』

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書) 作者: 池上彰,佐藤優 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2014/11/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (20件) を見る その思想については毀誉褒貶さまざまだろうが、とりあえず当代日本のイン…

『LIVE! LOVE! SING!〜生きて愛して歌うこと』

震災を経験した少年少女たちの4年後の「今」を描くドキュメンタリードラマ。語りすぎないところが実に雄弁だった。主人公の朝海(石井杏奈)は担任の岡里と付き合っている。朝海が半年ラブレターを書き続けて落としたのだ。おしゃべりを続ける女子のグループ…

霜月の七 / 市長選街頭演説

●11月某日: 夫は二日酔い。サクが「おとうさん、なんできょうは、ねておきて、またねておきて、またねると? いかんやろ」と叱咤していた(笑)。「不思議な選TAXI」の録画を見ながら(初めて見た。勝地涼の回。面白かった)昼ごはんを食べて、駅前広場に行…

文月の一 / 集団的自衛権

●7月某日: 秘密保護法に続いて集団的自衛権行使容認の閣議決定。いずれ歴史はこの内閣をどう評価するだろう。こんな禁じ手で、なし崩し的に、戦後の安保政策が大転換されようとは。この空気を許したのは私たち大人の一人一人なんだろうな…。 半藤一利の寄稿…

集団的自衛権についての閣議決定から派生して思う

7月18日の西日本新聞に載っていた論説。集団的自衛権の解釈を変更し、行使を容認するという閣議決定がなされたのは、W杯開催中の出来事だった(もっとも日本はもう敗退していたが)。facebookにTwitterという、もっともポピュラーなSNSを両方やってて、かな…

プロ中のプロのプロセス

デザイン力が必要な仕事なんてやったことないし、センスとか皆無な人間で、子どもがいるとは思えないような無味乾燥なインテリアの家に住んでますけど、最近*1、偶然、「デザインの力」に関するテレビを二種類見ました。ひとつは、「プロフェッショナル仕事…

生涯にわたって歴史を学ぼうじゃないですか、平和のために(追記)

ちょっと言葉足らずだったかも、と思い、追記します。前記事での「だいたい日本史を選択しないで高校卒業できるなんてどうかしてると個人的には思う」というのは、「日本史をとらずに高校卒業した人」を「どうかしてる」と思ってるわけじゃなくて、「日本史…

生涯にわたって歴史を学ぼうじゃないですか、平和のために (3・完)

ただ、この数年、「戦前」に言及するものは増えてきたなという感じがしてる。それも時代の移り変わりなんだろうなと思う。私が最初に受けた平和授業(小1)で、校長先生が「今年は戦後40年です」と言ったのをハッキリ覚えてる。もう四半世紀以上前のことだ(…

生涯にわたって歴史を学ぼうじゃないですか、平和のために (2)

「細かすぎる平和教育」の弊害(?)で長らく戦争周辺に強いアレルギーを持っていた私なんですが、いかんせん、同時期から大河ドラマが大好きだったもんで、自然、高校に入ると日本史を選択しますわな。そのころには流石に大人になりつつあったので、近現代…

生涯にわたって歴史を学ぼうじゃないですか、平和のために (1)

「はだしのゲン」閉架図書扱いの件がきっかけで、この夏は私のTLにも平和教育についてのツイートがよく流れてきた。いろんな意見があったけど、小学生ぐらいの子どもに何をどこまでどのように教えるか?てのは、けっこう難しい問題だと思う。今、福岡市では8…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと (5・完)

何かについて考えたり、考えなかったりするのは、持ち回りじゃないかなと思う。考えるキャパシティには限界があって、その限界は、人によって違うのはもちろん、同一人物の中でも上下するもの。ひとりの人間が興味をもてるトピックは限られているし、時期に…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと(4)

二項対立に見えているうちは、まだ考えが煮詰まっていない、ってことはあるんだろうね。あ、この場合の「煮詰まる」は「行き詰まる」ではなく「深まる」みたいな、本来の意味のほうね。逆に言うと、最初は二項対立から始まる、ってこともあるのかもしれない…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと(3)

今って、自分で選ばなければいけないことがすごく多いと思う。食材、学校、銀行、保険、病院、教育方針…。選択肢が増えるって、自由度が上がるわけじゃないんだよね。本文中では「選ぶことを強制されている」と書いてあった。選んだあとでいわれる「自己責任…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと (2)

最近、自分の中で違和感が強くなっていたことがある。Twitterでちょっと気になるツイートがあると、気軽にその人のアカウントページに飛んでいく私。アカウントページには、その人のつぶやきが、その人のアイコンと共にずらーっと時系列に並んでいるのだが、…

『社会の抜け道』を読んで愚考するのこと (1)

社会の抜け道。何やら胡乱なタイトルだが、とても面白い本だったのでおすすめしたい。そして、心に浮かんだよしなしごとを、そこはかとなく書きつづりたいと思います。あやしうこそものぐるほしけれ、な長文なので、分けます。相変わらず、長いだけで構成力…

長月の十七 / 東北発☆未来塾、プロフェッショナル仕事の流儀

●9月某日: 午前中、ランニングがわりのウォーキング。少ぅし、右ひざが痛い。これは明日もランは休養だな。しっかし、あづい゛。ここ1週間ぐらい、毎日30度超だと思う。日経と西日本の2紙を買って帰宅すると、サクを連れて休日で無人の会社に立ち寄って帰…

長月の十五 / 「恋するフォーチュンクッキー」を踊る人々

●9月某日: 今日は運動会でのプレクラスのためのプログラム練習があるというので、いつもより30分早いお迎え。となると、往復の時間なども加味すると家にいるのは実質1時間弱なのだが、そのようにハッキリと区切られていれば、人間、むしろテキパキと動くも…

『さよなら紛争 武装解除人が見た世界の現実』 伊勢崎賢治

さよなら紛争 (14歳の世渡り術)作者: 伊勢崎賢治出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/04/18メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 4回この商品を含むブログ (12件) を見るとても良書。14-5歳でこういう本を読むってものすごく有意義だよなあと…

長月の七 / TOKYO 2010

●9月某日: 朝7時に起きるとびっくり。TOKYO 2020!!!!! いやあ、まさかと思ったね。こういうときはTwitterを見るのがやっぱり面白くて、私がフォローしているのは200人くらい、その中でもアクティブユーザーはもっと少ないだろうが、それぐらいの数があると…

長月の六 / 宮崎駿引退会見

●9月某日: 早起きして、夫が出勤する前…6時半過ぎから走る。気温20度ぐらい。すごく涼しい。でも走っているうちに汗みどろ。そしてそれが気持ちいい。午前中、育児サークル。今日は県民共済からマスコットキャラクター「けんけん」が遊びに来てくれる。今…

『放送禁止歌』 森達也

放送禁止歌 (知恵の森文庫)作者: 森達也出版社/メーカー: 知恵の森発売日: 2003/06/06メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 961回この商品を含むブログ (178件) を見るテレビ番組や映画を作る人が書いているだけあって、あたかもドキュメンタリーを見ているよ…

体罰事件に関連してつらつらと考える

大阪市。例の高校の教員を総とっかえしろとか、体育コース(?)の募集を凍結しろとか、橋下の言い草はいかにも彼らしいんだが、そうやって次々と「新しい話題」を提示して、マスコミや世間をそっちに飛びつかせることまで想定してるんだろうか? 問題を改善…

同世代がんがれ、超がんがれ

最近いたく贔屓にしてる窪田正孝くん、1988年生まれらしい。私は1978年。おーーーっと。若いころから年下が好みの女友だちもちらほらいたが、私は断然年上好みなたち。10才年上なんて平気のへーざだけど、10才年下の子をこんなに大好きになっちゃうなんて、…

文楽問題における橋下の態度を見て

今さらながら、文楽に関する橋下大阪市長の発言を読んでたらひどくむかむかしてきて、「三浦さん、橋下をぎゃふん(死語)と言わせてくれ!」なんて思ってしまった。論客、橋下を前にして、理論武装をし、卓越した表現力を駆使し、しかもそれらを狂信ではな…

本気で本気を引き出す人よ・4(完)

(動画はvol.7まであります。“完全版”がおすすめ)

本気で本気を引き出す人よ・3

本気で本気を引き出す人よ・2

本気で本気を引き出す人よ・1

つらつらと書いていると8,000字にも及んでしまい(原稿用紙20枚分)、こんなん誰が読むんだよう、と泣きかけたのだが、まあもともと自分のために書いているブログだし、これを800字に圧縮したところで、大半の人にとって興味のないトピックであることに変わ…

子どもたちへ

今日つらつらとtwitterに投稿したことに一部加筆修正してブログにも残しておく。●『平清盛』で源義朝の正妻、由良は、徹底して息子(もちろん頼朝よ)にエリート教育を施す。夫の愛妾の常磐親子に向かって「どうぞ、優しい子にお育てなさい。私は我が子を強…

1年

この日が近づくにつれて、落ち着かない気持ちになっていた。天皇陛下が追悼式に出席されるというニュース。半日近くかかる手術をして1か月も経たない人のすることじゃないように思うけど、今上の陛下の人柄を思えば驚きには値しないぐらいの出来ごと。内閣…

私とブログと糸井重里事務所!

今、とても刺激的な出来事があったので発作的に書き残しておく。(や、大方の想像に違わず、読んでくれる人にとっては大したことじゃないです悪しからず。タイトルも誇大広告です。)ここ3年ほど、すごく面白いなと思って読んでいたブログが、「東京糸井重里…

豊崎由美の仁義

豊崎由美、フリーライター。星の数ほどある世の中のありとあらゆる本を読む書評家・・・というだけのイメージの人ではない。大森望とやってる『文学賞メッタ斬り!』では、候補者・候補作にとどまらず渡辺淳一や石原慎太郎ら審査員の“御大”たちも斬りまくり、自…

それでも、生きてゆく。ということ。(兼、10話感想)

感動、って言葉がそぐわないようなドラマ。すばらしすぎるから「感動」じゃ追いつかない、って言いたいんじゃない。紳助の語彙的な「感動」の話をしてるんじゃないから。たとえば、今春の『JIN』も筆舌尽くしがたくすばらしかった(特に最終回)が、「感…

村上春樹のスピーチを尻目に

村上春樹が、6月、カタルーニャ国際賞の授賞式で行ったスピーチより。 原子力発電に危惧を抱く人々に対しては「じゃああなたは電気が足りなくてもいいんですね」という脅しのような質問が向けられます。国民の間にも「原発に頼るのも、まあ仕方ないか」とい…

菅おろしで一致した世界

朝、テレビをつけていたら、朝刊の記事をピックアップして紹介するコーナーで、なでしこJAPANに表敬訪問された菅首相が「私もあきらめない」的なことを言ったらしく、それに対してスタジオで大ブーイングが起こった。「この期に及んで、なんてあつかましい」…

1ヶ月経っても

震災のことが頭を離れる時間は、本当に少ない。特にこの数日は、テレビやインターネットを見ていてもひっきりなしに余震の速報が出て、それを見るたびにつらくなる。福岡市とその近郊には、私鉄の沿線に寄り添うかのように警固断層というのが走っていて、い…

このつたないあたまでは。

考えても、いっこうに分からない。こわくなるばかりだ。「想定外」というけれど、この地震大国だというのに、そもそも震度5くらいまでしか想定していなかったのではないかとか。政府・大学・電力会社でがっちりスクラム組んで、安心安全を喧伝し、反推進派…

心を寄せる

震災以来、誰に強いられたわけでなく動いている人がたくさんいて、電通*1のさとなおさんががやっているプロジェクトや、毎日、「今日のダーリン」を更新し続ける糸井さん(これは彼の影響力を考えると、かなり重い意味があると思う。)とかを見ると、ふさぎ…

ルーマニアのチャウシェスク政権

家に帰ると、「ベストハウス123」とかいう番組をやってた。初めて見た。これもロンブー淳が司会なんだね。ルーマニアはチャウシェスク政権で悪名をふるった女帝として、エレナ・チャウシェスクのことを取り上げていた。1989年の革命により、ごく簡易的な…

中国・習近平副主席との特例会見

小沢・鳩山が中国と仲良くしたがるのは政権をとる前からわかっていたことだし、ここで天皇というカードを切ったのは、180人(だっけ?)の国会議員を引き連れて中国まで行ったのに国家主席となかなか会えなかったからなんだろうけど(まあそれもね、小沢君…

天皇陛下即位20年

帰宅すると、ちょうどエグザイルの天覧パフォーマンスが始まろうとするところだった。中継をまわしているTBSは、両陛下のお姿を映したいのかザイルを映したいのかよくわかんない進行っぷり。マイケル・ジャクソン(と超一流のバックダンサーたち)のダンスを…

11/8放送 NHK教育『ETV特集〜作家 重松清が考える働く人の貧困と孤立のゆくえ〜』

ワーキングプアとか格差社会とか。私にとって、数ある社会問題の中でもとりわけ気になってしまうもののひとつだ。いわゆる『派遣切り』にあって住居からも追われ、貯蓄を使い果たし、ハローワークでも役所の相談口でも紋切り型の対応をされ、次の働き口も見…