神無月の十 / 藻谷さん講演

●10月某日: 立憲カフェの運営お手伝い。家を出る前、唐突にだいぶ強い雨が降り出してびっくり。外に出たら生あたたかくてびっくり。カフェは初めての試みでいろいろと不備もあったけど、それもやってみてわかること(とお手伝いの立場なので軽い感想)。それにしても立憲は支持層を広げていかないとやばいと思う。
 
天神で、あこさんちの里子ちゃんの誕生日プレゼントを買って帰る。生後5日であこさんの家に来て、来週で1歳だ! 夜ごはんは、鶏と野菜の天ぷら。干し切り干し大根(なんと表現したらよいか?)をトッピングした野菜サラダ。辛いトマトパスタ。サク、ちょうどいいサイズの段ボール箱に入ったり背負ったり、ゆりかご&やどかり生活を堪能しているw 心底楽しそうw
 
●10月某日: 藻谷さん講演@ワークライフバランス研究所。藻谷さん、福岡空港名物「滑走路が混雑していて着陸できません」に引っかかり10分ほど遅れて到着。そこから、自分でテキパキとパソコンとプロジェクターをつなぎながら既に講演が始まるw 
 
今日は急きょの開催で定員が17名のみ、濃密な時間であった。主に前半は女性活躍、後半は税制について。いつものようにこぼれ話も刺激的。特にラグビー日本代表についての批評がwww
 
夕方、6キロほどランニング。夜はラグビー決勝トーナメント、南アフリカ戦。ほぼ完敗といった様相だったけど、まぁこれで残りは純粋に試合を楽しめるかなーとか。
 
講演レポート、facebookからのコピペです~
 
【女性の就労率と出生率の関係】
25~39歳の女性の就業率、全国1位の都道府県を知っていますか?
島根県です。 同時に、合計特殊出生率は全国2位!
 
もしも、日本全国で、25歳以上の女性の就業率が島根県と同水準になったら…?
現在の日本の就業者数は、423万人も増えることになるのです。
人手不足が叫ばれている日本。
その対策として、昨年、政府は今後5年間で35万人の外国人労働者を受け入れることを決めました。
 
そもそも、労働人口の減少のペースからいくと、35万人では焼け石に水。そのうえ、彼らは収入の多くを母国への仕送りにあてるはずです。また、言語や文化の違う彼らに日本で就労・生活してもらうには、日本語教育を始め相当な支援(コスト)が必要ですよね。
その前に、国内にまだまだ働いていない女性がいるじゃないか! 
彼女たちの所得は、子育てはもちろんモノを買ったりサービスを享受したり、そのまま国内消費につながる。
 
では、女性に働いてもらうためには?
必要なのは、子育てや介護の支援です。(フォント大、太字な感じで!)
 
前述、就労率も出生率も高い島根県では、やはりココに力を入れている。
それも、講演や取材で全国各地をまわっている藻谷さんの感触では、
子育て支援というと行政の仕事とばかり思われがちだけど、企業のスタンスが違う」んですって。
 
島根のような地方では、人手不足も早くから深刻。
なので、働いてもらうために、企業が保育所を作り始めました。
当然、子育て中の女性は保育所のある企業に集まる。
自然、「人材を集めたいなら保育所ぐらい作らな」という地域の風土ができていったそうです。
 
他方、若い女性の就業率も出生率も超低いグループに属する東京には、もちろんそんな風土はなく…
 
藻谷 「東京の企業ってほんと、カルト教団みたいなんですよ。経済至上主義のカルト。人を人とも思ってない」 ←出た、藻谷節w 
 
しかし、そんな東京も、実はこの5年で就業率がだいぶ上がったらしい。これでも。
5年前は、この表の欄外くらい(もちろん左下の欄外)に位置していたらしい。
 
藻谷 「なんで急に就業率が上がったのか? 政府が女性活躍を言い出したからですよ。東京ってほんと、社会主義なんです。あそこはソビエト。政府が言うと、ほいほい聞くんですよ」
ソビエト
ちなみに、政府が何を言っても何ひとつ聞かないのは佐賀だそうですw
 
 
【福岡は?】
気になる福岡はというと、就業率・出生率ともに「東京ほど悪くはないけど東京に近い」ところに位置しています。県内でも、就業率が低いのは福岡市(← 市長~聞いてるか~)
 
前述、福岡市の若い女性が、島根県と同じ就労率で働くようになったとすると、なんと!
 94,000人
の人手が爆誕
 
ということは? 仮にパートで年収(手取り)100万円だと計算しても
94,000人×1,000,000=94,000,000,000
ガッといえば、年間940億の購買力が生まれるのですよ!!!
こうなると、岩田屋クラスの百貨店がもう1件建てられるわけです。
 
(逆に、就業者を増やさずに店舗を増やしても、パイの取り合いになるだけ。もちろん、福岡の場合インバウンド需要を見込んで作られてるんでしょうが、日韓関係で如実にわかるように、外国人客は政治の状況等で簡単に上下してしまう)
 
藻谷
「年収100万でも940億ですよ? 年収100万で働かせるなんて、国家の恥ですけど…」
「何も、全員に強制するわけじゃない。さまざまな理由で働けない人や産みたくないなどの人もいますから。島根の水準でいいんです。島根のように、環境さえ整っていれば働きたい・もっと産みたいという人が必ずいるんです。そこを支援しないでどうする」
 
ちなみに藻谷さん、県内で就業率や出生率が高い「がんばってる町」として、大木町と大刀洗町の名前を挙げられていました~
 
(レポート後半)
 
●1.介護や子育ての費用を消費税でまかなうのは理にかなっている
年をとれば、誰もが何らかの介護を必要とする可能性が高い。
(エミ註:子育ても同様で、たとえ自分の子育てが終わっても、子どものない人も、将来私たちの共同体を支える子ども世代に育ってもらわないと困るわけですよね)
 
いってみれば全員が受益者となるのが介護や子育て。
だから、全世代、全員が納める税でまかなう。そういう税は消費税だけ。
 
わたくしも同感です。
結局、日本の労働人口の減少と高齢化(どちらも今後さらにどんどこ進みます)を考えると、所得税法人税頼みでは、むしろ現役世代&子ども世代が割をくうと思う。
前職の経験から(※1)、少なくとも現行の「企業と税」には悪魔的な矛盾を感じています。
 
そこへいくと、消費税はとてもシンプルで、税の三原則のひとつ「簡素の原則」にも合っています。
閑話休題、藻谷さんのお話に戻って…
 
●2.「消費税を上げると消費がダウンする?!」
 
↑ 消費税アップに反対派も賛成派も、口をそろえて言うフレーズ。
反対派は、消費税反対の理由にし、賛成派は、「だから消費刺激対策(たとえばポイント還元)を万全にします!」と言う。
 
でも、本当に?と藻谷さん、おなじみのスライドが出てきます。
消費税が3%から5%に上がったのが1997年4月。
8%に上がったのが2014年4月です。
どちらの替わり目を見ても、暦年単位では(←ココ重要※2)日本の個人消費総額にほとんど影響は見られません。
 
というか、この20年、拓銀の破綻、山一證券の廃業、同時多発テロ、ITバブル崩壊リーマンショック、もちろん東日本大震災も含め、いろいろなことがありましたが、個人消費総額はほぼ一定です。
(※3.今後は労働生産人口がどんどこ減りますから、長期的にはこの総額も減っていくと思われます…そこで必要なのは…このあたりについては、興味のある方は今年3月のレポートをごらんください)
ということは、8%→10%に上がっても、個人消費が極端に下降することはないのでは?
 
●1と2 の理由から、
【 8→10%への増税は予定通り、2015年に実施すべきだった 】
というのが藻谷さんの意見です。
 
「2015年に予定通り増税していれば、増税分は【すべて】介護と子育てに使われるはずだった。
増税分の税収5兆円×4年間=20兆円があれば、介護士や保育士の報酬を上げたり、環境や保険を整備したり、どれだけのことができただろう? 
しかし現実には延期となったことで、介護士の報酬は伸びず、見切りをつけた人も多い。業界の人材不足はますます深刻化。介護保険も崩壊に向かいつつある。」
 
【 失われた4年間 】という認識だというのです。
 
藻谷 「しかも、今回の増税では、経済活性化やら何やらのためにどれだけの財源を費やしてる?!」
本来の目的と使途がめちゃくちゃになってしまった、ということですね
 

 
私から「逆進性」についてたずねました。
消費税は、どうしても、所得の少ない人ほど負担大になる。所得に占めるキャッシュアウトが多ければ、資産形成の阻害つまりマネーライフの悪循環にもつながります。
逆進性の問題さえクリアできれば、悪くない税制だと思うのですが…。
 
藻谷 「逆進性はありますよ。解決できない」
 
げげーん。
だから、せいぜい税率10%までが限度だろうというのが藻谷さんの意見です。
この人口比を考えると…そこは、のみこむしかないのですかね…
 
我が家のように会社勤めの収入がメインなら飲み込むにしても、中小事業者にとっては命取りになるところも少なくないけれど、致し方ない淘汰ということだろうか? たずねればよかったー。今後の統計にも注意してみます。
 
藻谷 「『介護と子育てのためです、全員が受益者です』とハッキリ説明して、そのとおりに使えばいい。そうしたら納得する国民が大半では?」
 
ちなみに、藻谷さんの消費税に関する意見は右派からも左派からも、経済界でも総スカンを食らっているそうです(笑)
 
法人税も上げるべき】
 
「日本の国際競争力の危機は、机上で作られた幻のイメージ。日本は国際競争に勝ち続けている」というのも、藻谷さんがデータから導いている確たる持論です。
さて、その国際収益の中身を見ると、近年は金利配当が大きく拡大している。
 
(エミ註: 企業が海外の現地法人や直接投資先の利益を株式の配当や貸付金の利子という形で吸い上げてるってことですよね?)
国内の会社の収益は、法人税の手前で「人件費=従業員の報酬」という形でも国を潤す。しかし、海外からの金利配当は、法人税としてしか国は取り込めない。
イノウエメモ: 法人税を上げる案は、今んとこ与党筋にはないですよね? 
 
※1~3はコメント欄に註を打つ予定
 
 
さてさて、他にもいろいろなお話がありました~以下に列挙します。 
余裕があれば、こちらもコメント欄に書きますね。ご参加のみなさま、ありがとうございました!
 
・数字やエビデンスを確認しない日本人のウィークポイントますます悪化中
 
・与党や政府の言うことを信じたなら、真剣に怒れ。こんなに反故にし続けてまだ支持率が5割とは。
 
山本太郎はいいこともたくさん言っているが、行基になってはいけない
 
・「円高になったら輸出企業が打撃を受ける」自体がウソと化しており、経済学ってほんとダメね
 
ナミビアザンビア、マラウィ―などアフリカ南部はまったく危険がない。南アフリカも町の中心を離れたらめっちゃ安全。
・アフリカのデザインは華やかでちょっと黒が入ってるとこがかっこいい
・久留米のLaw-Law's Cafe、マラウィ―で出会った日本人がやってるので、今日このあと時間があれば行きたい https://lawlawscafe.com/
 
ラグビー日本代表になってる外国人選手は…(書くと語弊がありそうなので割愛w 個人的にめっちゃ同感でした)
・世界でいちばん赤字を作る能力があるアメリカ、世界で一番不良債権をごまかすのがうまい中国、世界でいちばん借金能力がある日本、世界のトップ3がこれだから超やばいよね

神無月の九 / 王さんインタビュー

●10月某日: 風邪ぎみ。生姜を入れた豚汁を鍋いっぱいに作って食べて、王さんのインタビューに行く。カメラマンちひろちゃん。天神の水上公園や水鏡八幡あたりを想定してたけど、貴賓館に行ってみたら王さんのイメージにすごくはまった。想像以上の王さんのキャリアに驚きつつ、お話を聞く。風が冷たい日で、場所を変えてコーヒーを2杯。

note.com


夜ごはん、もちろん豚汁です。あと、ししゃもと小松菜。
 
●10月某日: N事務所出勤。寒い!二週間ほどまえは冷房をつけていたのに、今日は膝掛けをかけて仕事した。帰り道、けっこうな雨が降りだす。
 
帰って、授業参観へ。国語の授業なんだけど、「楽しい学校生活発表会」ということで、【給食】とか【昼休み】とか【朝の会、帰りの会】とか、テーマごとにグループが作られてみんなの前で発表する。サクは【係活動】のグループで、なんだかじょうずに発表してた。みんなかわいし、存外しっかりとしてる。発表する文章や説明のための写真などもすべて自分たちで用意し、先生はまったく手を入れていないと言っていた。
夜ごはん、焼きそば、ポテサラなど。
 
●10月某日: 朝、リーフレットの校正作業。お昼は、kさんとnさん誘って「みやこ食堂」。ふたりとも喜んでくれてよかった。久しぶりのお手製ベーグル、美味しい~ スープもデザート(葛プリン、バナナケーキ絶品)も美味しい~
 
で、その足で未来ラボのプレゼンに向けての打ち合わせへ。時間内にさくさく進んでホッ。勢いのあるうちにと、帰宅後すぐにスライドをつくる。なんだかあわただしい1日だった。サクは3日連続でカギっ子。
夜ごはんは、揚げ春巻、野菜たっぷりの焼きビーフンなど。

神無月の八

●10月某日: 台風19号、暴風域は遠く離れているのに強風域の端っこには入ってるようなおそろしく強い台風で、ここ福岡もかなり風が強い。グレタさんの怒りの警告を見るまでもなく、自然が猛威をふるうのは、きっと人間の所業のリターン…。
 
『大どろぼうホッツェンプロッツ』を読む。よく名前は聞いてたけど、こういう話だったのかー。さすがにおもしろい。ケストナーといい、ドイツの児童文学って日本によく来るね。サクが先に読んでいた。そんなに本を読む人じゃないけど(なんたって今どきのゲーム少年ですよ)、これぐらいのボリュームだとだいたい一気に読めるみたいだ。
 
夜ごはんは、レンコンハンバーグ、アジ刺、きびなごの唐揚げなど。『日曜美術館高畑勲の回を家族で見る。
 
●10月某日: 校区の運動会。例年と同じく盛大であるw 子どもたちは学校の運動会と違って、出たい競技はその場で選べるものもいろいろあるし、自分が出てないときは自由だし、楽しそう。私は今年は子ども会で係になっているので、ハチマキや参加賞を配ったり、ダンス&シュート(ダンスつき玉入れです)のグッズを作って説明したり、いろいろありました。N事務所で一緒のTさんは地域の役員として、本部席で救護係を担当。気温はちょうどよかったんだけど遠い巨大台風の余波でとにかく風が強く、体もバッグも、すべてのものが砂まみれであった。
 
夜はマダンセの会、Cさんのお誘いで集まった女子4人で釜山料理と生マッコリを堪能! 辛いものが辛いのなんのって。すごく美味しかった! 2次会はRECで気づいたら深夜1時! どんなにしゃべったか、想像に難くないでしょ? 
 
家ではサクと夫、初めてのUberEatsをためしたらしい。ラグビー日本代表スコットランドに勝って予選リーグをまさかの全勝通過。
 
●10月某日: yさんから読書会をやってみたいというご相談。メッセンジャーでしばらくやりとりして、このあと私、N事務所にいるよというとそこまで来てくれた。そのままハニーコーヒーで一緒にランチする。
 
夜ごはん、鶏手羽と大根の煮物、キャベツとニラたっぷりのとんぺい焼きふう。

神無月の七

●10月某日: 朝のザッピングをしてた夫が、たまたま息子の幼稚園の特集を発見! 
 
facebookより…)
 
思いだして、朝から涙ちょちょぎれる。ちょうど3年前に、息子年長さん時代の運動会について書いていた。
 
『ここでは「大人が決めた正しさ」を強制されない。運動会でもそうだけど、ここでは泣くのも怒るのも頑としてやらないのも、すべてが尊重されている』
 
『何かを教えるより、聞く、待つ、受け止める。
 保育の意図は、指示するのではなく投げかける。
 そんなふうに接されていると、子どもたちは主体的になる』 
 
「楽しかった幼稚園。やさしくておもしろかった先生たち。そして、何でもできてかっこよかったオレ」。
それが、息子にとっての幼児時代の認識だ ←もちろん、本当に何でもできたわけではない。ただ、そう思い込めているのがポイント(笑)
 
 
当の息子は、見てる途中で友だちがピンポーン♪と誘いに来たので登校してゆき、夜ごはん食べてから録画を見た。板登り、やってた本人。懐かしく、そして不思議な気持ちで見たみたい。
 
とにかくあらためて思ったのは、園児にとってはかなりの難易度と思われる「板登り」や「竹馬」を全員できるようになるまでの過程でさえ、先生たちは決して怒ったり、声を荒げたりしなかったなあということ。夜ごはんは、ちらし寿司、ギョウザちょっと、小松菜、がめ煮。N事務所でひとつ、家でひとつ、仕事に目途つけて、ほっ。
 
●10月某日: 朝から、歯医者を始め雑事いろいろであっという間の一日。夜ごはんは久しぶりのおうち鍋! 野菜いっぱい食べておいしい。心を鬼にしてちゃんぽん麺を2玉しか買わなかったら、冷蔵庫から麺をとってきた夫が「3玉めをすごい探した」と言ったw 

神無月の六

●10月某日: N事務所出勤。Tさん一緒。気になっていた話を聞く。Eさん、途中来てミニ会議。夜ごはん、手羽元の唐揚げ、もやしと空心菜炒め、ピクルス、サラダ…を所用で半休をとって夕方帰ってきた夫が作ったw
 
(facebookより)
今ほど、学校からのこんなおたよりを息子小3が出してきた。
 
 
黙想・もくもく掃除はすでに小学校でも実践されている。
「自分ならどうするか(行動の見える化)」っていうのは、これを読んだだけではちょっとわかりにくいのだけれど、このあたりの小学校では「ふわふわ言葉とちくちく言葉」という考え方が流通(?)していますよね。

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なんか…なんかな。悪いことではないんだろうけど、こうやってひとつひとつが “上からオーソライズされて” 枠組み化され、 “ 一丸となって ” 取り組まなければならないことに窮屈さを感じる。

 
私 「もくもくそうじ、いつもやってるよね」
息子「あー、くそくそそうじな」
私 「給食のときは、しゃべってOK?(※1)」
息子「うん。でも放送(※2)が始まったらしゃべったらいかん」
私 「大変だねえ」
息子「まとめると、くそみたいな毎日を送ってるんですよ」
 
思わず吹き出してしまったが、子どもに「くそみたいな毎日」とまとめられる学校ってなんなんだろうw
(それでも今のところ、毎朝やたら早く登校し、そこそこ楽しんでるふしもあるけど…)
 
今は、
「あー、何で宿題あるんだろう」
「めんどくさっ、何じゃこの宿題」
「宿題がなくなったら、あなたたち(=大人)がよろこぶような子どもの笑顔が見られるんですよ」
とぶつぶつ言いながら宿題をやっている。…いや、やっていない。宿題を広げてだらだらしている(笑)
 
※1. 一年生の時は、時間内に食べ終われるように私語禁止となっていたのだ…囚人か!
※2. 放送委員会による「お昼の放送」。給食のメニュー紹介や、歌の紹介など。毎日。
 

 
そういえば、数日前の朝は唐突に
「 “子ども” って呼びかた、ひどくない?」
と言い出していた。
子どもの “ども ” に上から目線を感じたらしい。なかなかの言語感覚w
 
●10月某日: ゆるマジ。テーマは消費税。いろいろ言いたいことはあったけど生煮えになってしまった感じで悔やむ。
 
あこさんちの里子ちゃん、今月で1歳。はいはいして、つかまりだって、離乳食ばくばく、おててパチパチ、バイバイ、超かわゆい~~~~~今日は里子ちゃんと遊びすぎて準備が足りなかったともいえるw 夕方、サクのスイミング。ゆえあって家とスイミングを二往復。夜ごはん、さんま、具沢山の(汁が少ないw)みそ汁、オクラ。
 
録画していた「カンブリア宮殿」工藤勇一校長の回を家族で見る。サク「これ、先生たち見とるやろうな。見てなかったらさいあくや」w

神無月の五

●10月某日: 8時、朝食へ。ホテルオークラのビュッフェはさすがに充実! オムレツも、自由に選んだ具を入れて焼いてくれる。ふだん割と小食なサクだがあれもこれもと楽しんですごくたくさん食べていた。「ビュッフェを楽しみたい」という意欲を感じる。夫もビュッフェを楽しみたい大魔神みたいになってめちゃくちゃに食べていた。私はほどほどにしておいたつもりだけれど、夜ごはんまで何も、なんにも食べなかったですw 
夕方、6.5キロほどランニング。夜ごはんは、さば、みそ汁、ひじき煮など。
 
いだてん。


 
●10月某日: 9月はやけに忙しくて(当人比)、やっと時間を作って実家。けっして、誕生日祝いを受け取りにきたわけではないw 世界陸上、4×100mリレー予選。今、サクが体育で走り幅跳びをしているらしく、トップアスリートのフォームをじっくり見ていたw がんばww 夜ごはんは、大豆と野菜、鶏のトマト煮。もやしとしめじの梅ナムル風。

神無月の四 / ハウステンボス

●10月某日: がんばったー。6時半に起きて8時過ぎには出発~。車の中で爆睡したが。がんばった~(すでに充実感)。夫よ、すまぬ。しかし、「こないだの大雨の影響で、途中の高速がまだ不通らしいから」なんつって急っつかれて早く出たのに、全然通れるじゃないですか。しかも道路がらがらじゃないですか。1時間半もかからずにハウステンボス着。ホテルに荷物を預けてさっそく入国(ハウステンボスでは入園することをそう言う)する。
 

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遊んだよ、遊びまくった。ディスコで踊ったし、釣りもしたし、もぐら叩きもパズドラもしたし(なにげに初体験w)、プロジェクションマッピングで建物の壁にうつしだすインベーダーゲームもしたし、丘の上から運河を越えて全長300mのワイヤーロープを滑り降りる「シューティングスター」、森の中をぶら下がり式レールコースターでいく「疾風」、ファミリー用の自転車ににも乗ったし、運河をゆく船にも乗った。佐世保バーガーもソーセージも食べた、45cmの高いグラスでクラフト―ビールも飲んだ。昼間めっちゃ暑い…遊んだ…疲れた…。つーかサク、めっちゃ体力あるな。9歳すげーな。
 
そうそう、「疾風」は、サクにとってコースター系デビューだった。ぶら下がり式レールコースターで1人ずつ釣られて行く。高さ11mから森の中に入って降りていくのでどういう感じなのかは外から見えない。サクに「家族で何番目に行く?」と聞くとちょっと考えたけど「1ばん」果敢だ! 緊張した面持ちながらも素直に釣られてスタートするサク。続いて私がスタートしてびっくり。思ったより、かなりスリリング。先に地上に降りていたサク、ひとりで平静に待ちつつ怖さと興奮の余韻に浸っていたw あれほど怖いとわかっていたら、ためらったかもしれないw でもこういうのってやっぱり小さな自信につながるね、誇らしげだった。ナイスチャレンジ! 
 
夜、部屋でラグビーサモア戦を見る。見事勝利!!

神無月の三

●10月某日: 朝イチで歯医者。終わって天神へ。あこさんと、FPの麗子さんとランチ。消費税について語り合う会であるw(本当ですw) 久しぶりのヒッコリー、パスタもパンも美味しかった~~~! おしゃべりがきっかけで、よく言われる(バッシングの対象になりがちな)輸出にかかる還付の件などあらためて考えて、「うん、やっぱりあれは別に狡くないよな」と思うなど。

夫、ポリープ検査無事に終わり帰宅。ということで、「明日、ハウステンボス行くぞー!」とサクに重大発表を行う。サク、目がテンのちさっそくガイドブックおさらい。

夜ごはんは、豚とにらと野菜炒め、椎茸と大根と厚揚げの煮物など。サクに(ハウステンボスのために)「早くねろ、ねろ」とせっつかれるが、夜更かししてお仕事。ごほうびにproduce48も見ちゃう☆

神無月の二 / 世界陸上デイズ

●10月某日: N事務所。会計関係。手引きで要件を調べたりして、経理時代を思い出す。昔取った杵柄ってやつですな…。夜ごはんは、レトルトの牛丼をサクと半分こ。サクにはお惣菜のチーズかつも。夫が今夜は雑炊しか食べられないので、なるべくうらやましくならないような(そして私が楽な)献立にしてみた。
 
夜な夜な、世界陸上を(前日の録画で)見る日々。男子棒高跳び決勝熱かった!!
 
ラグビーとかバレーボールとかやってますが、私は絶賛、世界陸上デイズです。オーマイトレジャーなのです。まわりに陸上好きがいないので夫をうっすらと洗脳しつつ織田裕二を心の友として生きてきましたが、前回あたりから息子が覚醒しはじめ、今回に至って各競技のルールもほぼ理解するようになり、私の陸上(を見る)人生のピークにさしかかっている感…!
 
写真は、走り高跳びで優勝したラシツケネ(ロシア)、棒高跳びで惜しくも銀メダルとなったモリス(アメリカ)、そして女子100mの新星で銀メダルを獲得したアッシャースミス(イギリス)です。はぁー才能にあふれ、努力を惜しまず、しかも美しいお3人。思わず画像を漁っちまうわ。

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走り高跳び優勝、ラシツケネ

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棒高跳び銀メダル、モリス

 ところで…ラシツケネのゼッケンを見た息子小3に
ANAってどこの国?」
と聞かれるの巻。
 
そうです。ロシアは組織的なドーピングが発覚して以来、今回も国家からの選手団派遣が認められていないのです。潔白を証明できる選手30人だけが、「中立選手」として個人資格で参加しています。
 
私 「うっ…それは国じゃなく…全日空でもなく…確かAuthorized Neutral Athleteの略…」
息子「どゆこと?」
私 「ドーピングって知ってる?」
息子「知らん」
 
だーよーねー。
 
私 「説明したほうがいい?」
息子「うん」
私 「禁止薬物っていうのがあってだね…(以下略)」
流れで、ジャスティン・ガトリン(男子100mで銀メダルをとった輝かしい37歳! 2018リオ五輪も、2017北京世界陸上も同じく銀メダル)が昔、ドーピング検査に引っかかって4年間 出場停止になっていたことも話してしまった。軽くショックを受ける息子。すまぬ。
 
世の中の理不尽や人間の闇にも触れはじめるお年ごろ…ということにしておこう…。
ちょうど私が今の息子くらいの年のころ、ベン・ジョンソンがオリンピックで金メダルを獲った数日後にドーピングが発覚して失格になってね、ショックだったのよ…時代を感じる話w
 
でも、ガトリンに出た陽性反応は、いわゆる発達障害のために飲んでいた薬だったとも言われているんだよね。それでも禁止薬物にさだめられていたものだったのかもだけど…(すみません、詳細は知らないんですが)。
『いだてん』の例を引くまでもなく、スポーツにもいろいろな社会の問題が潜んでいる。

神無月の一 / ロゴができたよ

●10月某日: N事務所出勤。Nさん、Eさんも加わってランチしながらスタッフミーティング。

facebookより)
ライティング事業「カンバセーション・ピース」のロゴができました。ポップ~

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現在、対面でのインタビュー → 文章作成 をメインに請け負っています。

お仕事や活動の紹介、イメージアップとしての発信に

☑HPなどプロフィール文章へのご活用に

ライフヒストリーの棚卸しに

☑自分を発見したり、いたわったりするきっかけに
☑語りたい、伝えたいテーマについての掘り下げや発信に
 
ご自分のこと・ご自分のお仕事や活動のことは、本来ご自身がいちばんわかっていらっしゃる…のですが、忙しい日々にまぎれて、フワッとしていたりカオスと化していることも…。
おしゃべりと文章化で すっきりとした輪郭が見えてきますよ。
 
日ごろ忙しいみなさんこそ!
私を通じて、自分との対話を楽しんでください♡
アウトプットまでをお手伝いいたします。
 
夜ごはんは、豚の生姜焼き、お吸い物、コールスロー、小松菜。夫、定例のポリープ検査のため、今夜から野菜(果物)抜きごはん。
 
●10月某日: 睡眠不足感すごい! しかし先週末は時間がとれなかったのでランニング。3.5キロほど…。睡眠不足で走るときついんだよね~。読み聞かせボランティアの広報の業務でちょっと学校にも行った。夕方、雨雲レーダーとにらめっこして悩んだあげく、車でサクのスイミング送り迎え。しかし結局降らなかった。
 
サク、最近、四字熟語に敏感。自分で作ったりもする。「冒険中止」「田んぼ全滅(←四字熟語ですらないw)」など。
夜ごはんは、親子丼、オクラときゅうり。暑いのでまたオクラが食べたくなったw