水無月の十四 / ドラマ見てます

●6月某日: 午前中、ランニング30分。しばらく前、篠栗で採れた激辛唐辛子がなくなり、お店で買ったふつう辛の唐辛子に。うむ…切り替え最初は甚だ物足りないと思ったが、正常な感覚が戻ってきた気がするw 

雨だったので車でサクのスイミングへ。夜ごはんは、豚バラ焼き、もやし、キャベツの千切り、トマトなど。

サクが寝た後「わたし定時で帰ります」の8話を見て悶える。元カレが向井理って、そりゃ今カレの中丸くん(が演じるタクミくん)の性格にいかに難があっても、中丸くんの分が悪すぎるよな~!! おんぶはいかんよ、おんぶは~~~!と、飲み会から帰宅した夫にぶちまけながら軽く飲みたす。


●6月某日: 期待値が高すぎて積録になっていた『義母と娘のブルース』をやっと見てて、私の中で綾瀬はるか演じる亜希子さんごっこが流行ってます。今夜も夫が
「金券もらったけん、明日の帰り、天神で美味しいパン買ってくる。夜はパンに合うようなおかずを…」

などと言い始めたので、食いぎみに

「それは私が考えるのですか? パーソナリティを無視した役割をアサインするのは効率的ではないように思いますが」

と毅然として答えてやったw
あくまで無表情に、姿勢よく、必要以上に滑舌よく言うのがコツです ← 誰も求めてないアドバイス

「あ~。じゃ、なんかサラダ的なものと… あ、ズッキーニあるけん、焼けば? あと、鶏ももを解凍して塩コショウで焼いて・・・」
  ↑  冷静におかずを考案する夫w

今日の夜ごはんは、焼きそばなど。

水無月の十三 / 県議会傍聴 「政治分野における男女共同参画について」

●6月某日: facebookより

県議会議員(一期)後藤香織さんの初めての一般質問を傍聴に行ってきました。

テーマは「政治分野における男女共同参画について」

福岡県議会87名のうち、女性議員は現在9名です。
県内の市町村にはいまだ「女性ゼロ議会」も存在します。
よって、地方公共団体には、性別や年齢を問わずいろいろな立場の人が政治に参画できるよう環境を整えることが求められています。

後藤さんは、この件について、福岡県における実態や啓発活動、人材育成への取り組みを質問し、とりわけ、立候補者が政治活動と家庭生活とを両立できる環境がさらに整えられるよう要望しました。

子育て中の女性が立候補するとき、前職を離職しなければならないことから、保育所や放課後児童クラブ(いわゆる学童、留守家庭)を退所せざるを得なくなる事案があるとのことです。
そのような不安があれば、立候補への大きな障壁になります。
また、親の仕事の状況にかかわらず、すべての子どもが放課後や長期休暇中に安心して生活できる場所があるべきです。

本日の質問は、県議会において初めて質問される分野だったそうです。
3児の子育て中、春休みに選挙活動を行った後藤さんならではの
今後につながる質問を議会に届けることができました。

議会のお昼休憩の時間に、
ごとうかおり応援団を始め、
女性のための政治スクール」のみなさんや、
子育て中のママたちの市民グループなど、
傍聴に駆けつけた人たちで写真を撮影しました

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左上は、博多区選出で同じ立憲民主党の堤かなめ議員です。
撮影は、田川市選出の佐々木允(まこと)議員にお願いしました。

赤ちゃんや小さい子もいましたので、議員さんや議会事務局のみなさんにいろいろとお気遣いいただきました。ありがとうございます!
今後とも、子育て世代が積極的に傍聴できるよう、ご協力をお願いいたします。
みなさんもぜひ県議会に足を運ばれてください!

県議会の傍聴に行ってまいりました~!(自分が書いた文章を自分でシェアするワ・タ・シ)

子育て中の女性議員が誕生すると、必然的に、傍聴席にも子どもたちが現れます(笑) 
0歳児が3人、1歳以上のおちびちゃんが3人…あら? げんちゃん写ってない(笑)

みなさんご承知のとおり(?)
わたくし、一昨年から福岡市議会のほうのミーハー傍聴イベントをやっておりますが(笑)、市議会には、防音装置が施されたいわゆる「親子傍聴ルーム」があるんですよね。

が、県議会には今のところそのような場所がないので、大人と同じ一般傍聴席に座ります。

議場の厳粛な空気を感じ取って、子どもたちも静かに…
というわけには参りませんで、
元気ざかりの1歳児、3歳児はキャッキャウフフと声が出ることもあります。
インターネットによる議会中継にもその声が時折拾われていたようです(笑)

もちろん、議事がスムースに進行することは大事ですが、
車椅子を利用されている人が車椅子と一心同体で「車椅子とセット」が当たり前のように、子育て世代の人は「子どもとセット」です。
そして、そんな子育て世代も傍聴という市民の権利をもっています。

「子どもが迷惑かけるから…」と尻込みしなくていーんですよ!!
市民と議会との距離が縮まることは、私たちの生活に、ひいては子どもたちの将来に良い影響を及ぼしますから。

後藤さんは、前日から緊張していたようですが(あの大きな議場の真ん中にたった1人で立って話すのですから当然ですよね!)とても立派でしたよ~!
落ち着いて、はっきりと話されていたし、内容も、論旨明確で非常にわかりやすかったです。

私たちの代表が、私たちの言葉を議会で伝えてくれる。
そのことがとてもうれしく、誇らしく感じました
議会棟の1Fのレストランでランチをいただきました。
窓の向こうは見事な庭園…静かで心地よい空間です。
(私たちの場合、子どもたちがいるので賑やかでしたが(笑))

議会の事務局の方、レストランのスタッフさんなど、
子連れにもみなさん親切でしたよ~

水無月の十二

●6月某日: というわけで(承前日)、土曜授業。めんどくさーと言いながら学校に行く息子であった。
今日は、「道徳-防災訓練-音楽鑑賞会-音楽鑑賞会」という4時間授業なので、教科書・ノート類の持ち物が少ない。
子 「ランドセルがかるい!」
喜んでいるかと思ったら、
「・・・なんか、フィットしない!」
と言っていた。いろいろめんどくさいのねw

で、授業参観に行ったんだけど、道徳…。おまえには言いたいことがいろいろある…。

それはあらためて書けたら書くとして、クラスの様子を見るのはやっぱりおもしろい。

ほかのクラスも見たけど、3年生にもなると(いいか悪いかは別として)子どもたちは学校での習慣が身についていて、授業が始まるとみんなちゃんと席につき、関係ないおしゃべりをするような子はいない。ま、参観じゃなけりゃまた多少違うだろうけど。

でも、心ここにあらずという感じでポカーンとしてる子や、なんとなくひょうきんそうな子とか、いかにも気が利きそうな子や、いろいろいる。

ちなみに道徳の授業中の息子は、「おもしろくないからコミットしないけど、目立つのもイヤだからそこそこ合わせとこ」みたいな態度をとっている。日本人らしいっちゃ、らしい。1回も手を挙げないのは潔くて良い。

一番後ろの席の男の子が、プリントを裏返して落書きしてた。担任の先生が話している間も、ゲストティーチャー(地域の町内会長さんだった)が話している間も、ずっと。
たぶん、デュエマとか、そういうマンガのキャラクターだと思う。慣れた様子で次々と書き、最終的になかなか見ごたえのある作品が出来上がっていておもしろかった。


午後、男女共サポーターズクラブの定例会。

夜、近所の某チェーン系居酒屋に行ったら、6時なのになかなかの客入り。しかし店員さんもそれなりの数がいるのに、1時間経ってもオーダーしたものの半分も来ない…。お酒と子どもが食べるものはいい感じに来たので、まあいっか、とそこまででキャンセルして帰宅し、家で二次会。


●6月某日: 午前中、夫はゴルフの練習。私はランニング45分。最初の20分はサクと一緒でめちゃくちゃなペース。

ドラマ『聖☆おにいさん』松ケンと染谷将太福田雄一脚本監督、そして制作統括が山田孝之! ゆる攻めすぎるドラマができあがっていた。NHK強ぇ。

読書と昼寝。

夜ごはんは、いわしグリル、みそ汁、こんにゃくと根菜煮。『いだてん』第一部最終回! 良かった。泣けた。はればれと淋しい。しかし来週からは阿部サダヲ!!! 予告を超リピる。


●6月某日: 午前中、六本松へ。車の中でエアコンの風にあたりすぎて一日じゅう鈍い頭痛が…。サク、放課後、デュエマのカードを持ち寄って友だちと公園で対戦したらしい。現代っ子やな。私は夕方、某所に出向くも空振り…。夜ごはんは、鶏とじゃがいも、ピーマンの味噌バター炒め。サラダ。

 

即位礼正殿儀

facebookより)

Twitterで自分のタイムラインをひらくと、即位の礼関係のつぶやきがなかなかの割合なんだけど、Facebookにくるとみんなフツーの休日を過ごしている。興味深いギャップだ。

テレビ欄を見ると、民放はけっこう普通の番組編成。平成の即位の礼のときはかなり違った記憶だけど…記憶違い?

古式ゆかしい衣装や儀礼
いつもと違う門から出るとか、
国家元首クラスがずらりとそろうとか。
強力なコンテンツですよね。
極東の島国だから保ってこられたんだよなあと思います。

皇室の人々のみならず職員まで何十人(もしや百人超えてる?)もの着付けをするってだけでも、むちゃくちゃ大変よね! 
19時の中継、天皇を乗せた車が行くのをヘリコプターで中継してたけど、だいぶ広範囲に映ってた道路にひとつも車が走ってなかった。どっからどこまで封鎖してるんだろうか。
いろんな実務を考えるとくらくらするー。
天皇の料理番」が活躍してるんだろうなー。とか。
(あとで知ったけど、プリンスホテル総料理長が責任者だったみたいですね)

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即位の礼 正殿の儀。

参列者の中に、
昨年の沖縄全戦没者追悼式で「平和の詩」を朗読した相良倫子さん(今は高校生)や、
広島の被爆者でノーベル賞授賞式でスピーチしたサーロー節子さんの姿も。
絶対、政府でなく皇室サイドから招待したやろ、という人選ですねw

天皇は皇太子時代、
留学前に明治史の勉強を希望したが、
今の上皇によって退けられ、
満州事変以降の講義を受けさせられた。
「そういうもの(明治史)は本を読めばいい。
 なぜ戦争になったのか、その講義を受けなさい」
というのが明仁天皇の教えだった。
(佐藤章 安倍首相と明仁上皇(下)より 

安倍首相と明仁上皇(下) - 佐藤章|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

明仁さんの考え、私がやってる「朝ドラと絵本で学ぶ歴史の会」とコンセプトが完全一致だわ(笑)

皇室というシステムに諸手をあげて賛成はできないけど
平成の天皇の平和主義が果たした役割は大きく、
令和のナルちゃん天皇も同じ道を歩んでくれますように。

(実子が皇太子だと、こういう教育の面でやりやすいのかもね…)

てか、こういう天皇を前にして、総理大臣が
天皇陛下、ばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!」
って…。

いるか? 令和に、万歳三唱。
だって、古代は絶対やってないでしょ。
せいぜい明治からでしょ。

即位の礼そのものも、
江戸時代はけっこう中国風にやってたらしいし、
室町時代なんかビンボーすぎてできなかったり。
万世一系自体、「いやいやいや・・・(半笑い)」って思うよね。源氏物語を読んだ人はわかるでしょw

皇室に親しみや崇敬を感じるのと、
批評眼とは両立したいものです。

NHK世論調査

女性天皇に“賛成”多数 制度は十分知られず NHK世論調査 | NHKニュース

Q: 安定的な皇位の継承のために、皇室制度を改める必要があるか?
 改める必要がある…54%
 改める必要はない…31%

Q: 女性天皇を認めるかどうか?
 賛成…74%
 反対…12%

特に18歳から29歳の若い世代では「賛成」が90%!
まぁ、そうだよね。なんでダメなの?って思うよね。

天皇が立つ高御座(たかみくら)に対して、
皇后の「御帳台」は大きさそのものがかなり小さい。
若い人はこれに違和感をもつぐらいであってほしいよ。

Q: 女系天皇の意味を知っているか?
 知っている…42%
 知らない…52% 
10年前より、知らない人の割合が増えているそうで。


早稲田の森岡正博教授のつぶやきより。

 

こういうのは皇室が好きか嫌いかとかにかかわらず、資料的価値があると思うし、自分の国がどういう国なのかを知って考えるきっかけにしてほしい。なので子どもにも見といてほしくて、NHKニュース7で見てたんだけど、
私が「外国の賓客たちも、せっかく黄櫨胞と十二単とか見て oh ビューティフル…とか思ってたところにあべちゃんがいきなりバンザイしだしたらめっちゃ引くよね」
と夫に言うと、息子小3が
「なんで?」
と質問。
うんうん、「何で?」と疑問を持つことが大事なんだよね。めんどくさくて説明はかなり省略しちゃったけどw

共産党は、正殿の儀にも饗応の儀にも欠席。その理由も理路整然と表明している。今や日本の民主主義の最後の砦ではないかw
私は天皇制や男系相続を全面否定するには至れてないんだけど、「日本全体がお祝いムードです」とお花畑みたいな雰囲気のときに、こうやってちゃんと反対する人がいるのはとてもとても大切なことだと思う。

「即位の礼」儀式 憲法に抵触/国民主権・政教分離原則に背く

 

facebookでは、いろんなコメントもらって、読むのがとてもおもしろかった。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2572612936358643&set=a.1395898304030118&type=3&theater

水無月の十一 / ケツ学部に行く息子

●6月某日: うれしくも身の引き締まる電話をいただく。調べものいろいろ。

夕方、どんぐり文庫へ。絵本は『そらまめくんのベッド』高校生のお姉ちゃんがとっても上手に読んでくれた。おはなしはTさんの『インゲン豆の嫌いなアンドルシ』これが、どきどきして、怖くて、いい話なんだわー。呪文のところ、やっぱり子どもの心に残るもよう。アンドルシがインゲン豆を食べないところがほんとにいい。

夜ごはんはトンカツ、小松菜ともやしとしめじのしょうが蒸し、みそ汁。高橋大輔トークショーのログを公開したら、ファンの方々でしょう、すごい反応が…!


●6月某日: 朝、サクを送り出したあと某所に向かうも、タッチの差で間に合わなかった。電車一本遅かった感じ。ぐぬぬぬぬ・・・・! しょんぼり戻って、今度は車で某所へ。すげー道が狭くて曲がってて寿命が縮んだぞよ。夜ごはんは、手羽元のグリル。大根ときゅうりのサラダ。残り物など…。夫は飲み会で深夜。

facebookより

福岡市立の小学校では各学期に1~2回、土曜授業の日があります(午前中4時間)。そんな前夜の息子(3年)はブルーです。いやブルーというか怒っています。

子 「あー。あした休みたい! 休もうよ。ねえ休もう?」
私 「土曜日やもんね…。でも参観は見たいし…」
子 「月火水木金 行って、土曜って! そうぞうしてみろ! 代休もない!」
私 「イヤですよね…」
子 「じっさいは、その3ばいは めんどくさいけんな!」
私 「3倍なんやw」

思わず笑ってしまったけど、

『大人が想像するより3倍つらい』
というのは、この件に限らず、表現として真理を突いているような気もした。

子 「毎日まいにち学校だぞ。長い!」
私 「そうね…お母さんも小中高そのあと大学まで行ったもんな…16年…」
子 「すばらしい。しょうじき、すばらしいです」

子ども時代に学校に行ったことを我が子にほめられる私w

私 「確かに長かったよ…。行きたくなきゃ行かなくてもいいんだよ。高校なんて義務教育ですらないし」
子 「行かなくてもいいのか?(キラリ)」
私 「うん。中学を出てすぐ働く子もいる」
子 「どこで?」
私 「自分で働きたいとこ探したりして」
子 「ずーん・・・高校行こうかな・・・」
私 「まぁ、今決めんでいいよ」
子 「おれ、大学は行くと思う」
私 「そうなんやw」
子 「ケツ学部に行く(キリッ)」

なんやそれw オチをつけたかったのか? 不明。

水無月の十 / お片付け講座

●6月某日: facebookより

~シンプルに暮らすためのお片付け講座~ 「洋服の持ち方・納め方・手放し方」

atta atta代表、お片付けアドバイザーの甲斐祐子さん、FoodStudio Loofさんのコラボ講座に行ってきました

片づけられない女として日々歩んでいる(散らかしている)私にとって、「捨てましょう」と強制しない甲斐さんのお話はとても心地よいものでした。断捨離のすばらしさはわかるけど、それが難しいのですよ…w

セミナー講師だけではなく、たくさんのおうちで「お片付けサポート」をして、
人の数だけ・おうちの数だけ片付けの悩みがあることをよく知っている甲斐さん。
決して「〇〇すべき」とは言わない。とても柔軟で、包容力をお持ちです!
 
洋服のお片付け。
手放したり、納めたり(お片付け)するだけでなく、
持つこと(新しく手に入れる)までがつながっているということ。
自分の環境は?
どんなときに心地よいか? ラクか?
どんな自分になりたいか?
お片づけって、自分との対話の繰り返しなのですね。

なんか、深いです。
「お片づけ」なんて別の惑星の言葉くらい遠く思っていましたが(←遠すぎ)
自分らしさ、心地よさを見つけることだと思えば
何だかトライしてみたくなりました。

「こんなやり方もありますよ」と提示された中から
「これ、できそう!」「私に合ってるかも!」というものもいくつかありました

楽しいセミナーのあとは、これまた楽しいランチタイム
Loofの平田マキコさんお手製です。
お料理や盛りつけから見せていただき、食べる前からみんなテンションMAX ↑↑↑

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ケイパー大好きな私、ケイパーを炊き込んだごはんに衝撃を受けるの巻。
その発想なかった・・・・ 美味しい・・・
焼きトウモロコシスープの優しい濃厚さにも、みなさん悶絶でした。

平田さんからは、調理器具のミニ講座も。
スタジオで使っているお道具を次々と見せていただき、平田さんが「使いやすさ、心地よさ」を求めて試行錯誤されてきた様子も垣間見ることができました。

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なんと、このスタジオ以外にも、お仕事で使ってきたお道具がたっっっっっっっっくさんあるそうで(↑「っ」の数に、どれほどたくさんの数か想像してください)
8月に、「のみの市」を催される予定だそうです。
どんなすてきなものが出品されるのか、わくわく…

水無月の九

●6月某日: ランニング、某所の下見も兼ねて。家から3キロくらいだけど普段は来ることも通ることもほとんどない地域。思ってたよりなんかすごくいい感じの町だった~! 

たまたまネットでなんか見たので思い立ってレンジの庫内を掃除する。夜ごはん、豚の生姜焼き、ポテサラ、大根サラダ。

堤真一柳楽優弥がゲストの「しゃべくり」録画で。2人ともすごくノリが良くて(特に年齢とポジションを考えると堤真一のノリの良さはすんごい)楽しかったけど、最初に堤が柳楽について言った「役者としては “ こんな人いるんだ ” っていう、天才」の中身を掘り下げてほしくてたまらんかった~~~!

●6月某日: 車で某所まで。三度目の正直だが今日も満車。近隣のコインパーキングに停める。ここも空いてるとは限らない。サク、顔を上気させはぁはぁ言いながら帰ってくる。バスより速く走るという遊びをしながら帰ってきたらしい。おれと〇〇と△△だけがバスに勝ったと喜んでいたが、重たいランドセルからって(←方言)よくやるよ。

夜ごはんは、ポテトグラタン。小松菜のポン酢あえなど。

水無月の八

●6月某日: 
ワークライフバランスプレゼン勉強会】

今月のプレゼンターは西岡可奈さん。
テーマは『自分らしく過ごすための、心と体に寄り添う看護』

西岡さんは、看護師3人で運営する「アイツムグ」のメンバーです。
病院で勤務していたころ、
「時間に追われ、流れ作業のような看護をせざるを得ない」
「こなすことで精いっぱい」
「三交代制(夜勤を含む)の厳しいシフト」
という状況。

理想としていた看護と違う…。
医療のあり方を見直し、孤立をなくしたい。
心に寄り添う看護がしたい。
自分らしく生きる選択肢を提供したい。
看護師も、それぞれの個性や能力を生かせるように…。
西岡さんたちは、そんな思いで「アイツムグ」をスタートしました。

その事業内容は模索中でもあり、今できることから一歩ずつ歩んでいるようです。

資格を持っているけれど実際に勤務していない「潜在看護師」は、全国に71万人いるといわれています。
「理想を持っていた人ほど燃え尽きやすい・萎えやすい」
「待遇(報酬)だけの問題ではない」
西岡さんたちに限らず、多くの看護師さん(元・看護師さん)に共通する問題であり、看護師さんたちがそのような問題を抱えていることは、社会全体にとって本当に大きな問題だと思います。
私たちは誰しも、病気やケガと無関係ではいられないですものね。

マミースマイル保育園を運営する雁瀬さんから、保育士(潜在保育士)の問題にも同じ構造があると指摘がありました。
フリーランス協会に所属し、状況に詳しい嶋田さんからは、東京では企業とフリーランスとのジョブマッチングが進んでいるとのご紹介も。
そういったスキームが早晩、福岡にも進出することによって、潜在看護師さんたちの活躍の場が作られやすくなるかもしれませんね。

1枚の絵を使ったワーク体験や、ティール組織についてのディスカッションもありました。
いずれにしても、看護というお仕事の当事者である西岡さんたちが、子育てをしながら
「自分たちの力を新しいやり方で生かしたい」
と立ち上がっているのは、同じ子育て中の母親としても、とても励みに思います。

心に寄り添うかかわり。ニーズもとても大きなものがあると思います。
ぜひ継続され、軌道に乗られますように!!!

そして、午後は高橋大輔トークイベントへ~!!!

水無月の七

●6月某日: 


今日からマリノアのバーゲンだから朝イチで行く、という夫。そういう情報をちゃんと掴んでてえらいね・・・ってことで私もついていく。今日は雨。風も強い。そして寒い! サクさえ長袖だ。
サクと夫がゲームセンターに行くというので別行動、そこでスイッチが入りテキパキとバーゲンを狩る私。すげー満足。お昼は丸亀製麺を初めて食べた。やっぱ、うどんはやわくなからないかんね、と言い合う博多人の夫婦。
で、夜は焼き鳥~! と言いつつここは博多なので豚串もあります。シソ巻、えのき巻、美味しかったー。

水無月の七 / シリーズ・市議会ヒアリング

●6月某日:
【カジュアルに! 子連れ歓迎♪ 福岡市議会傍聴&ランチ会♪】

たぶん第5回? 6回目かな?(←テキトーな主宰者) 
今回は、4か月と10か月、ふたりの0歳児ちゃんが一緒でした~きゃわわ きゃわわ (写真がない)

やっぱり議会は見に行くもんですね。今回もいろいろ考えさせられました。
いろんなメンバーで行くと、共有&意見交換できるのもよい!

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4/7の市議会議員選挙を経て、福岡市議会は女性議員が 6名→11名 と倍近く増えました!
が、議員全体は62名ですし、執行部側(市側)に座っている管理職さんたちも男性が大多数を占めているので、議場全体の雰囲気はまだまだダークカラーです

議場は会派(グループ)ごとに席をもうけられているので、
女性が多いゾーンと すっくないゾーンにハッキリ分かれております(笑)。
議長席に向かって左端の島にはパリテ(男女同数)に近いくらい女性がいます。
右側は男性ばっかです。

さてさて、今日は一般質問。私、一般質問を見るの好きです。時間が許せばもっと見たい。

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一般質問とは・・・
それぞれの議員が、割り当てられた時間の中で、行政(自治体)に対して質問をします。
質問の中には、市に対する要望や指摘も含まれます。
各議員さんの問題意識や取り組んでいるテーマ、地元や関係団体等の声などがよくわかります。
議員さんのキャラクターも見えてきます(笑)。
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傍聴後、
「質問者以外の議員を拘束する意味はあるのか?」

「全然聞いていない議員、寝ている議員もいるが、あのようなまわりくどいやりとりではそうなるのもわかる」

「数字を延々と読み上げられても、資料も持っていないこちらは把握しづらい」

「国会もそうだが、質問者-答弁という1vs1のやりとりはどうにかならないのか?」

「ディスカッション形式にしたほうがよいのでは?」

などなど、ナルホドな感想がいろいろ。

確かに、議会のすすめ方って何十年もずっと変わってなさそうですよね…

たぶんね、1vs1のやりとりにはいいところもある。
議員ひとりひとりの質問や発言の機会が保証されるということだ。

たとえば
B党のb議員が待機児童について取り上げたとする。
それを聞いて、たくさんの議員が一斉に手を挙げる。
もしA党が議席の7割を占める与党であれば、手を挙げた人に順に指名して発言させるならば、A党の発言で多くの時間が費やされる。
つまり、ディスカッション方式にすると、少数派の意見は取り上げにくくなるのだ。

選挙が闘争であるように、議会もまた(ある意味)闘争の場であって、
別の党(会派)の意見、ライバル議員の意見をつぶすためなら、けっこうえげつないことする(人もいる)と思うので。
ディスカッションは、各委員会なり、別の場で行われている…のかな?

あと、1人に1時間という持ち時間があるからこそその議員の力量がハッキリ見える。
浅い、くだらない質問しかしてない議員もいるものです。

「何を質問するか」は、「どう答えるか」よりある意味ずっと難しいものなのです。
(…と、インタビュアーやってる自分の首を絞める覚悟で書くw)

最初は、「???ちっともわからん」と思っても、何度か見てると、だんだんわかってくるので(私もそうでした)、気長に傍聴してほしいなあ。

しかし、これだけITが進んだ時代、資料の一部、特にデータについては、パワポのスライドでスクリーンに映すくらいのことは、いくらの予算も労力もかからんのではないだろーか?
どーなんでしょ?

今日、一緒に傍聴したNさんに聞いたんだけど、福岡市の出前講座に、市議会のことを教えてくれる講座があるんだって~。出前頼んでみたい!!

それでは、以下、今日の傍聴の個人的レポート…(やや長いです)

一人目は、福祉や人権に関する話。

●「要介護認定事務に大幅な遅延が出ている」
→ 認定が下りないことで介護サービスが受けられないことは、不便であるのはもちろん、人間の尊厳にかかわる。

●「市営の渡船場で、電動車いすの男性が乗船拒否された」
→ 男性は県弁護士会に訴えた。昨年制定された障がい者差別解消条例がいかされていないのでは?

●「障がいのある人向けの福祉乗車証、今後は?」
→ 市側はいったん廃止(別サービスへ移行)を打ち出したが、対象減が心配されている。

この議員さん(共産党の綿貫さん)は終始、怒りを含んだ詰問調で、滑舌や声質もあるのか聞きやすさには少々難があったけど、内容は至極まともだと思った。

効率化、人員や予算削減、事なかれ主義のために、専門性ある業務を無責任に外部委託したり、当事者の声を聞くことなく勝手に決めておざなりの説明会をしたり、心ある対応から遠く離れているのではないか?
という話だった(ざっくり)。

障がいの当事者は、全体の割合で見ると少数で、小さな声は聞き逃されがちだ。
でも、こうして議員が問題意識をもって議会で取り上げることで、問題が共有され、行政側は(少なくとも建前上は)責任をもって答弁、対応する必要に迫られる。

印象的なやりとりがあった(ざっくり)。

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議員 「福祉乗車証。制度改定後の対象者は?」
市職員「まだ未定ですが、特に重度障が者の方にとって交通手段が失われないようにしたい」
議員 「改定後、対象範囲が狭められることはないですか?」
市職員「繰り返しますがまだ未定ですが、特に重度障がい者の方にとって…(以下略)」
議員 「狭まることはない、と明言できないのですね」
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やりとりを繰り返すことによって核心に迫ることができるのは一問一答のいいところだと思う。

高島市長はといえば、
「みんながやさしい、みんなにやさしい、ユニバーサル都市福岡をめざして…」
という、キラーフレーズ(なのか?)を答弁の中で3回は繰り返してた。
フワッといいことを言ってるようで、内容は何も…という、よくある答弁。

「あなた、これまでのやりとり聞いてた?」
「つまらん答弁したらいかん」
「都合がいいことばっかり言ってから」

同じ共産党の席からヤジが飛んでいた。
(全国の議会で、ご当地の方言によるヤジが飛んでるんでしょうね…笑)

ヤジは子どもに見せたくない議会風景のひとつだが、こういう場面ではヤジりたくなる気持ちもわかる。ある意味、答弁の不誠実さをヤジが可視化しているのだ。

二人目は、田中しんすけさん。
私の大学時代の友人の高校時代の同級生である(ややこしいw)

テーマは 「福岡市動物園
お子さんが動物園ages の方は特に感じておられるでしょう…
最近の動物園は、設備や展示環境こそ新しくなっているけれど、動物の数が減っている!
特に、大型の哺乳類。ゾウもラクダもゴリラもサイもいない。
データの推移を聞いて驚きました。

1980年末には65種類、320匹いた、福岡市動物園の哺乳類。
徐々に減って、現在は37種類、191匹になっているそうです。
なぜなのか?
どうしたら増やしていけるのか?
わかりやすくスリリングな論理展開だったと思います。

時間の都合上、途中で退出したので後日、議事録を見たいと思います。

画像は、福岡市議会のHP、キッズ向けより拝借。
https://gikai.city.fukuoka.lg.jp/kids/


ランチのおしゃべりも盛り上がって、気づいたらけっこうな時間がたってた。赤ちゃん2人、泣いたり寝たりかわゆい・・・。
夜ごはんは、八助のギョーザ、タケノコ煮、ズッキーニ、春雨サラダ。