長月の十六

●9月某日: キャンプ場の朝は早く、6時前から周囲のテントから人が動き始める気配。サクは6時半ごろまで寝てたかな。朝ごはんはホットドッグサンド。熱いコーヒーが美味しくて幸せ。

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子どもたちはランニングや手漕ぎボートやUNO。11時にチェックアウトなので9時半過ぎからテントの撤収を始める。サクは子ども同士遊ぶのに忙しかったので夫と2人でやったけど、存外首尾よくできた。入れ替わりで今夜泊まるご家族に場所をそのまま明け渡して、帰路に。SAで麺類食べて、高速で寝てたら夫がジャンクションで道を間違えていたw ま、正しいほうはかなり渋滞してたようでもあるので、時間的にはあまり変わらなかったであろう。

帰って洗濯機まわしてから、夜はイタリアン! 薬院のポルコロッソ。私の誕生日メシです!! 美味しすぎた。美味しすぎた(2回)。

 

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ポークグリルや自家製ソーセージ、イカスミのパスタはもちろん、デザートのアイスケーキやフォカッチャに至るまですべてが美味。全部ぜんぶびっくりするくらい美味しかったんだけど(語彙が死ぬくらい美味しかったんです!!)、「1年に一度のことだから値段を気にするのやめよう!」と夫と言い合って、一緒に飲んだワイン!! 2人分のコース料理よりもお高い赤ワインといったらもう、至福の味でしたよね・・・って、めっちゃ値段覚えてるやんねw。帰宅して、サクを寝かせてから白ワインで2次会。


●9月某日: 誕生日! これから何がしたいのか、ぼんやり考えながら本を読んだりしてた。腰の不安あり、走ったりたくさん歩いたりするのは避けている。サクがプレゼントを3つくれた。1つは、「おつまみにもおかずにもなる料理の本」。

飲んで、食べて、みんなで楽しむ おつまみおかず

ほんとは、私が買いそろえている『海街diary』の最新巻をあげようと思ってたらしいけど、まだ発売してないからねw 2つめは、フェルトで作った「おまもり」。おまもり、の字の刺繍が超うまくてびびる。最後は、サクが描いたマンガ「トビハネくん」。オリジナルキャラクターのトビハネくんが暴れまくる。1巻が完結したらしく、ビニテで背表紙を作っていたw 

夜ごはんは、野菜ゴロゴログラタンやサラダ、バケット。我が家は日曜日(連休最終日)は休肝なので、ノンアルビールとコーラ(サク)で乾杯した。

長月の十五 / キャンプ

●9月某日~(facebookより)

3連休の前半、キャンプに行ってました。ついに行ってしまった…。

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年々、人混みの中で決められた遊びをする感じが苦手になってきてるので、キャンプはいいなと思った。私は、のんびりするのは割と得意なのです(←ようはナマケモノ…?)

しっかし、ぜいたくなというか、不思議な遊びです。

コンロから毛布から防寒具から大荷物抱えて、何時間もかけてキャンプ場に乗りつけ、小一時間かけてテント組み立てて、火をおこし、寝袋で寝る。
んで、テント解体して、コンロだの後始末して、大荷物を狭い家に収納し、大量の洗濯物を・・・。
テントをはじめ、キャンプ用品ってひととおりそろえるとかなりかかりますし💰

もちろん、いちいちホテルに泊まったり、過密なテーマパークの入場料払ったりよりは総合的に安いわけだけど、なんか、「自然の中で過ごすという、本来自然だった行為のために、ここまで人為的な手間ひまコストが必要なのか~。」と、しみじみしたり。

でも、手間ひまコストをかけてこういう遊びをするのはやっぱり「余裕」ってもので、21世紀の人生、それぐらいの余裕があって然るべきじゃないかと思ったり。
いやいや やっぱり、もとから田舎に住んでたら、わざわざキャンプとかしないだろうな~と思ったり。

そんな初キャンプでした。
そういう、答えの出ない、正解のないことをぼんやり考えるのは好きなので、楽しい時間だったといえます。

キャンプって労働がつきものだけど、テント立てるにしろごはん作るにしろ「シンプルな衣食住+小さな楽しみ」を自分で営むと、「自分の手の中に生活がある」って感じで、何だかしっかりとした手ごたえがあるのは確かです。

子どもも、そういうのを楽しんでる気がする。
子どもは決して、お客さんになりたいわけじゃないんですよね。
「お客さん=いっぱしの消費者」にしてしまうのは、大人と社会。
まあ、消費も楽しいんですけど。

幼稚園の仲間たちで現地集合して、この晩は6家族。
小学生が6人、幼稚園が5人、もっと小さい子もいて、わちゃわちゃ遊んで楽しそうでした。

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早朝、マラソン好きのお父さんたちに誘われて、子どもたちも一緒に、湖畔をランニングしたのがとても気持ちよかった。(週の初めにやってたぎっくり腰をかばいつつ…)

翌日、うちは帰ったけど、新たに2家族が到着。連泊するツワモノたちもいましたよ。
入れ替わりの人も含めて、いろんな人とおしゃべりしたり、食べ物を交換したりするのも楽しかった。あ、うちはキャンプメシも夫がやります。当然w 夫の串打ちテクが着実に上がってきてますね…

家を出て十数分後、バーベキュー用のコンロを忘れたことに気づき取りに帰ったというw。

場所は志高湖高原キャンプ場。とてもよかった! 大きな白鳥や鯉がいて、人に超慣れている。

テント組み立て、サクの勘が良い。彼の助言で先に進んだ場面が2度ほど。

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夜の我が家のキャンプメシは、牛タン、焼鳥(もも&砂肝。ミニトマトやピーマンや玉ねぎを間に)。チーズポテトのホイル焼き。野菜のトマト煮(家にたまたま余ってたので。ニンニク追加)。牛ステーキ。焼きおにぎり。ちょっと豪華すぎるんじゃないでしょうか、夫よw

他の子や友だち家族に少しおすそわけしたり、お返しにカレーライスをもらったり。美味しかった!

子どもたちは腰を据えて食べるというより、走り回りじゃれ回って、合間合間に戻ってきて食べるという感じ。自分ちじゃないテントで「何食べよると?ちょーだい」と言ったりもw

夜はたき火をしてるとこもあり。だいぶ冷える!

9時ごろ子どもたちみんなをテントに入れたが、サク、興奮してなかなか眠れず。「キャンプってのは、こういうものなんですよ」と言うw

そうそう、GWに夫と2人で(やはり幼稚園の仲間たちと)先にキャンプ初体験をしてたサク、「お母さんにキャンプのたのしさをおしえてやる」とはりきっていた。「キャンプのたのしさは、テントでねたり、バーベキューしたり、おれたち子どもがたのしそうにあそんでるのを見ること」って、最後のどういうメタ視点www

私も寝つきはあまり良くなかったけど(腰の不安もあり…)寝てしまうと朝までけっこうぐっすりだった。

長月の十四 / プレミアムトーク佐藤健など

●9月某日: 「半分、青い」から「あさイチ佐藤健のプレミアムトークまで、ざっと追っかけ視聴。佐藤健、すてきだった。



用事ついでに30分くらい歩いたけど、やっぱり腰つらい。痛めたところに違和感が残っているのはもちろん、その両側が痛いのは、負担がかかってるってことだろーか? 

夜ごはんは、手羽元グリル、きんぴらごぼう、ポテサラなど。

NHK『人類誕生』の第3部、「ホモサピエンス日本へ」の録画をようやく見る。サクがことのほか食いついて見てた。だよね!面白いよね、こういうの!! 

北方の人々にとって生き残りと拡大への大発明が「針」だったのは以前スイッチインタビューの関野吉晴の回で見た通り。では南の人々の大発明は? サク「とんかち」と。正解は斧。かなりいい線いってるぞ。

で、私たちがテレビにワクテカしてる間に、夫が明日のキャンプの夜ごはんの下ごしらえを黙々としてたw 

長月の十三

●9月某日: よく降る。午前中、パソコン仕事をいろいろしてたら腰がかなり疲れて、午後は横になる。

夕方、どんぐり文庫へ。読み手を頼まれていたので、そろそろと自転車をこいで行く。『ひぐまの秋』を1年ぶりに読む。秋の山の世界に吸い込まれるような絵本。ヒグマの子が初めて捕って食べた鮭をきらきらと輝く星座に見るラストもすばらしい。

ひぐまのあき (北の森の動物たちシリーズ)

サク、1年生のSくんに、折り紙のカブトムシの発注を受ける。ストーリーテリングは、K田さんの「スヌークスさん一家」。爆笑。それから、名古屋から来たKさんが「おふくさんのおふくわけ」という絵本を読んでくれた。おにまんじゅう、名古屋ではポピュラーなおやつらしく、名古屋からおみやげにもってきてくれてたのを1口ずつ、みんなで分ける。とっても美味しい~! 

二宮和也×落合陽一の『スイッチインタビュー』 面白かった! 当たり前のことを書きますが落合陽一って超頭いい人だ! ニノの真面目な語りも良かった。『嵐にしやがれ』が9時にシフトして裏番組じゃなくなったのだから、嵐はこれから全員この番組に出るといいと思う。

『獣になれない私たち』 3~6話

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当初、「ラブかもしれないストーリー」みたいな宣伝をしていたから惑わされてたけど、5話を見て忽然と閃きました。これはシスターフッドのドラマなんじゃないかと。

シスターフッドとは……女性解放という大きな目標に従った女性同士の連帯のこと (コトバンクより)

そういう目で見たら、息苦しさが多角的に広がるこのドラマの糸が、するする~っとほどけて一気に見やすくなりました。そして私はこのドラマがとても好きです。何なら『逃げ恥』より好きになる予感。

このドラマが描きたいのは、ガッキー&松田龍平そして田中圭ムズキュン・トライアングル☆なんかじゃないのです(といいつつ、ガッキーと田中圭のベッドイン写真を貼ってますがw)。

このドラマの視点は、実は女性たちにあるのです。

彼氏や上司や同僚のわがままを、ついつい「受け入れてしまう」晶(ガッキー)。
受け入れて、許して、うまくやり遂げてしまって、「いい女」とみなされる。
けれど、そんな生き方にも恋人・京谷(田中圭)との関係にも疲れ果てた晶が、このドラマの他の女たちと対峙する場面が描かれ始めるのが5話。

シスターフッドといっても、女たちは簡単には連帯しない。できない。
世の中は、女たちを分断しているからだ。

引きこもりの朱里(黒木華)は晶に叫ぶ。
「私はあなたが持ってるもの、何も持ってない!」
彼氏も、仕事も、女性らしいおしゃれや気配りも。

晶は死んだ目で朱里に返す。
「私はあなたがうらやましい」

京谷の母・千春(田中美佐子)は、夫との馴れ初めを晶に語って聞かせる。
それはピュアな恋と主体的な選択の連続。
晶は、千春のまっすぐさに打たれて、うらやましくて、泣く。
でも・・・その幸せな結婚生活のまっすぐ先で、千春は今、孤独感を募らせながら夫を自宅介護している。

恒星(松田龍平)との仲をあっさり捨ててIT長者と結婚した呉羽(菊地凛子)。
晶と京谷の関係を知りながら、京谷を誘って寝た呉羽を、晶はなじる。
「あなたがいけないんだから! あなたが京谷を誘ったから…。 でも、京谷を一人にしたのは私。私が彼を責めたから…」
なじる言葉は、だんだん、自分を責める言葉になっていく。

呉羽は晶を抱きしめる。
そして、数か月前に、子宮全摘手術を受けたことを明かす。
「どんなに望んでも得られないものができた」
それを、恒星にはどうしても言えなかったことも。

女たちはそれぞれに欠落感や自己否定があり、相手がうらやましくて、
でも相手が抱えている欠落感や自己否定はなかなか見えない。

「受け入れるいい女」「ダメな女」「明るく尽くす妻」「奔放な女」
みんな型に嵌まっている。

世の中で弱い側、周縁にいる側の女たちが、その中でさらに分断されている。
このドラマ、恒星や京谷など男性陣もいろんな事情や閉塞感を抱えてるんだけど、彼らをすくいあげようという目線はあまり感じないんだよね。

そもそも脚本の野木亜紀子って、【フェミニズム】にかなり傾倒した作家なんだと思う。
『逃げ恥』は、平匡(星野源)やら男性の生きづらさも描いてたけど、「呪いから逃げて」のセリフはゆりちゃんに言わせた。

『アンナチュラル』にもフェミニスト的なシーンが随所にみられた。ただ、ミコトと東海林の女性同士の連帯は「陽」のカラーだった。

今回は思いきり「陰」から入ってる。晶が彼女たちと剥き出しで向き合い始めた中盤。ここからどう連帯に向かうのか楽しみ!

emitemit.hatenablog.com

「可愛すぎる市議」といわれた佐藤あずささんへ限りない敬意を

任期満了で引退表明した八王子市議、佐藤あずささんの文章。

す、すごい!! 
なんて強くてクレバーなんでしょう。

この方が受けてきたハラスメントは何十年も前から脈々と続いてるもの。多くの女性が耐えたりたたかったりしてきたもの。

こういう人を失っていくのは、彼女の分析のとおり必然でもあるんだけど、これをどっかで断ち切らないとね・・・。

でも、なんかこれ読んで新しさを感じた。日本もこれから変わっていくんじゃないかって予感。注目!

super-azusa.net

一部引用。

「驚くのは、あの文章(任期満了後の引退について)を読んでもなお、
 私に依存的な感情を抱いたり、近い距離を求めたりする男性たちがたくさんいるのだなということです。」

「伝わってほしい人々にほど伝わらない、ということです」

「 「あなたの引退はとても残念だ、
 あなたを追い詰めた男たちを情けなく思う。自分はこういう者で…」
 などと綴られており、途中からなぜかお説教(!)に変わっています。」

「そしてご自身の私的な悩みや、そのかたの半生、
 思い込みに満ちた一方的な「アドバイス」が延々と綴られた後に、
 話したいので連絡をするように、
 お会いしたいのだがいつ頃なら良いか、
 希望なら八王子まで行くので…まずはFacebookで必ず承認してください、、、
 云々となります。」

「私は彼らの「精神的慰安婦」の役目をいつまで求められるのだろう、
 と呆然とします。」

個人の尊厳、個人の自由な考えと行動、私生活。
 あなたと私は別の心と生活をもっている別の人間で、
 あなたの思う通りに私は反応はできません、
 なぜなら私はあなたの所有物ではなく、ひとりの人間だからです、

 というメッセージを、いつになったら理解してもらえるのだろうと思います。
 私がもし男性だったら、歳も重ねていたら、こうしたことは起きるのだろうか
 と、ため息をつくほかありません。」

「メールチェックをすると、
 こうしたもののうちで特に長いものは深夜、しかも3時や4時に届いています。
 眠れないのかもしれない、
 何らかの精神的困難で救いを求めているのかもしれない、と感じます。」

「きっと彼らにとってオープンダイアローグの場がなく、
 私という「窓口」に向けて綴っておられるのかもしれない、とも想像します。」

「よくあるのは「あなたのことを娘のように思っています」という言葉なのですが、
 お会いしたこともないのになぜ「娘」?!とびっくりするとともに、
 ああ、寂しいのだな、
 家族関係に何か忘れ物をしている人なのだな、と思ったりします。」

「自分が諭し導いてやる、と思ってしまう。
 けれどその「娘」のような存在の私に反論されたり拒絶されたりすると
 「なにを!」となって攻撃的な気持ちになる、ということなのでしょうか。」

これはやはり、家父長制的な日本のこれまでの精神的風土と
 女性への無自覚なミソジニーに根ざしているもので、
 女性の社会進出と活躍を阻む男性たちの
 厄介な「社会意識」が顕在化したものだと考えます。

「これには、女性性が商品化され消費されるという
 日本に独特の、忌まわしい「文化」の弊害も少なからず影響しているでしょう。

 マスコミなどが「美人/可愛いすぎる◯◯」などといったキャッチコピーで
 様々なジャンルの女性の活躍をいびつに切り取り煽り立てることもその一例です。」

「そして私はやはり、
 日本の企業社会・組織社会の弊害、
 仕事イコール人生・家族よりも仕事優先、というスタイルの弊害、
 個人の価値が 肩書きや所属する集団の権威によって規定されてしまう社会の弊害が
 いまこうして起きているのかなとも考えます。」

「組織から離れ、行き場をなくしてしまった男性たちの承認欲求や孤独さのはけ口がない」

「現代において人が疎外されていくプロセスや、
 疎外により発露する攻撃性や依存、
 そうした傾向・人格を規定する社会構造をあらためて分析する価値はあると思います。」

「私が経験していることはその意味で決して無駄ではなく、
 社会病理としての資本主義社会の歪みと行き詰まり、
 戦後日本の発展と歪みを問い直すための具体的な手がかりになると思っています。」


「逸脱行動としての犯罪が社会を映し出す鏡であるように、
 ハラスメントは「社会意識」を顕在化させる現象です。
 私がこの4年間に経験したことは、
 今後あらたな手段を得て社会変革を目指す際に、
 きっと価値ある経験として糧となると信じています。」

長月の十二

●9月某日: 本年度下半期から、市の男女共推進サポーターとして、「ママ向け防災ミニ講座」という事業が新たに始まった。その第2弾として某子どもプラザで講師役をおおせつかっていたのだが、今日はとにかく会場まで無事にたどりつけたことで仕事の半分を終えた気分・・・。我が家からだと公共交通機関のアクセスが良くないので自転車で行くことにしていて、片道2.5キロだから雨さえ降らなければ余裕だわと思っていたところ、ゆうべのぎっくりちゃんですから。

バファリン飲んで、段差の衝撃を極力避けながらそろりそろりと漕いで到着、担当のMさんと一緒に講師を務めるNさんに「とても元気ですが、こういう事情で機動力がなくすみません」と説明するw

講座は市が策定したミニブックに沿ったもので、このミニブックはとてもよくできていると思うのでやりやすかった。いま、地域では防災に関する講座やイベントがいろいろあるが、子どもが小さい世代はなかなか包摂できていないのが現実だと思うので、この講座には意義があると思う。アンケートもリアクションなかなかで、ほっとひと安心。

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で、またエッチラオッチラ自転車こいで帰ると、夫が午後休みをとって帰ってきてくれた~! ゆうべは痛みで眠りが浅かったので、昼寝する。サクのスイミングも夫が連れて行ってくれた。これがホントに助かった~! 夜ごはんは、豚バラ、野菜炒め、小アジの南蛮漬け、サラダ。食欲は全然あります。ビールもワインも飲みました。

長月の十一 / 『ワンダーウォール』!!

●9月某日: 新しいテントを買ったので、義実家の庭で立ててみる。とっても機能的にできていて、組み立てもわかりやすく感動~! 前のよりだいぶ大きいのでサクも大喜び。初めてなので多少試行錯誤しながらで、立てるのに1時間、ばらすのに1時間弱ってとこだった。

渡辺あや脚本の地域発ドラマ『ワンダーウォール』がついに地上波で放送。

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前々から楽しみにしていたのに、痛恨の録画忘れ! 2時スタートのところ、2時半に気づいて後半の30分だけ見られた。すごかった…。テレビつけたらキューピーと志村が炬燵で「敵」について話すシーン。即座に吸い込まれた。今の時代の閉そく感と、それでも足掻いてる若者たちがいるっていう希望と、大学の古い懐かしい雰囲気が見事に!




帰宅後、興奮さめやらず、関連インタビューやら公開イベントのレポートやら読み込む。頼む、地上波の再放送をしてくれ~! 最後のセッションだけでもいいから動画公開して~!!

夜ごはんは、鯛のあら炊き、みそ汁、ひじき、きゅうりなど。


●9月某日: ランニング5キロから汗だくで帰宅するとマンションが断水しているという衝撃。単に私の把握間違いですが。明日だと思ってたの。3連休明け、今日は月曜じゃなくて火曜だもんね・・・w 10分ほどで復活してくれて助かったぁ。

自民党総裁選、テレビでやってた安倍-石破討論をいくつか見たけど、安倍ちゃん・・・。とても一国の総理の態度とは思えないよ。

夜ごはんは、鶏とピーマンと玉ねぎの照り焼き。みそ汁。きゅうり。本日のハイライト(違)は、その夜ごはんの前にやってきた。ちょっと前かがみになった瞬間に、腰がぴきっと・・・。

やってまった!! 迅速に広がる鋭い痛み。一歩も動けないってほどじゃないけど、いわゆるぎっくりです。夫は飲み会だったので、サクを動員しつつ何とかかんとか夜ごはん、片付けをすませて、泣きながら(大げさ)寝る。明日、自転車こいでいって仕事なのに~!!

長月の十

●9月某日: 午前中、夫がサクを連れ出してくれたので、来週の防災ミニ講座の準備が進んだ。お昼は友だちにもらったわかめそうめん! 甘辛く似た揚げや豚肉、それからきゅうりやトマトやカニカマと一緒に、つめたい出汁を注いでいただいた。サクを連れ出す前に夫が下ごしらえをしといたものですw うまー! 

午後、夫はゴルフの練習へ。私はサクを連れて再びの山本文房堂、サムホール展へ。とてもよかったのでリピート。サクにも見せられてよかった。好きな絵をいろいろ挙げて楽しんでた。コンビニでPinoを買って警固公園に座って食べてから、帰る。

夜はまた夫の力作で、鶏手羽と大根とオクラ煮、肉団子ときのこのトマト煮込み、イカとピーマンとエリンギのガーリック炒め、トマト、枝豆・・・。

U字工事とナスDがアマゾンの部族のところへ行く。特に、半年前に同じ部族を訪問していたナスDパート、ブルドーザーのような勢いで彼らを覆いつくす文明についてなかなかあからさまに描いていてよかった。サクが寝てから「プロフェッショナル仕事の流儀」で広島の信用組合の理事長の回を、夫と。融資審査の会議の様子がなんか懐かしかった…。

●9月某日: ふとんを軽々と干す夫を見て、やっぱり男だなぁと思う朝。男の体格と男の力。夫はもともとこまめにふとんを干す人なんだけど、彼にはふとんを干すのも取り込むのも簡単なんだよね、小さい女である私よりもずっと。

宅配で大きなダンボールが届いたので、喜び勇んで大剣を作製し、マンガの登場人物よろしく背中にさすサクだが、長すぎて抜けないというw 敵があらわれたとき間に合わないぞ!!!w

10時半から5キロ走る。暑さなめてた。つま先5センチのとこにカラスの大っきいフンがボトーッて落ちてきて飛びのいたのが今日のランニングのハイライト。「座ると昼ごはんが出てくるシステム~」なんつって、夫が作ってくれた昼ごはんの写真を撮ってから、25年くらい前のミスドの丼と20年くらい前の西日本銀行の湯飲みでフツーに昼ごはん食べてる我が家っていったい・・・・と気づくww ちなみに私が独身時代から使ってるものですw

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午後から夫の実家へ。座ると夜ごはんが出てくるシステム続行中、今夜は夫の実家編。これ、すべて夫の母でなく父が作ってくれるので、なんだか気楽な気持ちでいただけるのです・・・w 

樹木希林、逝去。自分を貫く姿がいつも美しかった人。リンク先のページ、消えないといいな。『「本は沢山読みなさい」樹木希林さんが後輩たちに遺した言葉、芸能界からも追悼』
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/kikikirin-tw

 

 

長月の九 / 市議会ヒアリング(傍聴)ツアーvol.4

●9月某日: 
天神コアに集まってランチしてから、市議会へ移動。なんと、主催2人(私とかどたにさん)が共に10分以上遅刻するという、なんとも緩い会でありますw

facebookより)

福岡市議会ヒアリング(傍聴)ツアー、行ってまいりましたあぁぁ。本会議場の傍聴席は初めてです!

最初に大事なことを書きますね。
今日は最終日で、これまで審査された様々な議案の採決のほか、最後に、議案とは別に、「国に意見書(要望)を出したい」という提案について採決が行われました。

5つの意見書案のうち、否決が2つ。

1つは 「公立学校の空調整備事業の充実を求める意見書」、
もう1つは 「国による障がい者雇用率偽装問題の徹底解明と再発防止を求める意見書」。

どちらの意見書でも、右側半分強の議員さんたちが、賛成の手を挙げない。
そう、自民党系の議員さんたちが、反対なのです。

「福岡市の公立小中学校は、基本的に教室には空調が完備されている(はずだ)けれど、特別教室や体育館はまだまだ。特に、体育館は避難所としても利用されるため、小さい子や高齢者など体力が弱い方には命にかかわる問題」

「各省庁や行政機関が障がい者雇用率を偽装していたのは言語道断。2か月の調査期間を経ても、2016年以前のデータは明らかにされていない。障がい者権利条約を批准している国としても、徹底した調査が必要。」

・・・と、野党系の議員さんから意見がありましたが、与党系議員さんたちはピクリとも動かず。

これを否決するのは、子どもに対して説明がつかないように思うのですが…
自民党系の議員に投票するって、こういうことなんだよね。とハッキリ知らされた瞬間でした。

ちなみに、可決された意見書は
室見川等の氾濫防止対策を求める意見書案」
地方財政の充実・強化を求める意見書案」
「キャッシュレス社会の実現を求める意見書案」の3つです。
キャッシュレス社会 > 学校の空調 & 障がい者の雇用問題
ということですね。

本会議は、高らかな鐘の音とともに開会しましたが、フォーマットに則った淡々とした進行でした。必要な議論や審査は、既に前日までに終わっていて、最終日はシャンシャンと採決が行われるようです。

だからといって、開会直後から寝かぶってる議員さんたちはどうなんだ~~
右手側(与党側)に多かったぞ~~~!
本会議場、写真撮れないのが残念です。


高島市長は、今日は進行の関係上か、一言の発言もなし。
開会の鐘の音が鳴り始めてから、誰よりも最後に議場にINでした。これが様式美ってものなのかな?

傍聴の人数、少ない。私たち以外には、3~4人といったところ。人気なし。
タダだし、予約もいらないし、みなさん気軽に足を運んでみることをおすすめします。
今後の投票の参考にもなるし、居眠り議員さんたちにはたくさんの市民の視線が必要かと思われます。

ご参加のみなさま、おつかれさまでした。
赤ちゃんを連れて参加してくださった方、福岡市に転入してきたばかりの方、お仕事の合間を縫って駆けつけてくださった方など、来てくださってありがとうございます~~~!!!

私が食べたアジのなめろう丼、おいしかったですよ!
次回は12月です。市長選のあとですね。
高島さんは立候補するかまだ不明ですし、もしかしたら、新市長が誕生しているかもですね~

王さんが、寝ている議員を超チェックしていたw

夜ごはんは、ぎょうざ、野菜たっぷり焼きビーフン、トマトなど。サクが寝た後、「グッド・ドクター」録画を見たり(泣く)、「海街diary」を読み返したり(泣く)して、夜更かしになる。