如月の八 / ピョンチャン五輪開会式

●2月某日: 目が覚めても起きだしてこず、ふとんでじっとしているサク。気分が悪いらしい。朝ごはんも食べず、連続で吐く。昼過ぎには落ち着き、雑炊、プリン、蒸しパン…とちょこちょこ食べている。私はというと、午前中に連続リバースの後片付け(今日から3連休だというのに、この3時間くらいに限って、夫が不在だった! いやいいんだけどさw)と憲法カフェの資料の準備などがんばって、午後ちょっと昼寝しようと思ったらまたたくまに2時間が経っていた…。

そうそう、前後するけど、お昼ごはんを食べながら、ピョンチャンオリンピックの開会式を録画でざっと見る。案の定、サクもこういうの好き。プラカードガール(っていうの?)の衣装がかわいい。丈の長さやスカートの色、広がりなど、少しずつ違ういろんなバリエーションがある。

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民族衣装、つまり上半身裸で入場してきたトンガの旗手に家族で騒然。聖火リレーの最後に最後、開催国である韓国の旗が思ってたんと違ったんで、「なに? あしあとみたいな はた」と驚いている。韓国と北朝鮮とはもともとひとつの国だったのだと教える。彼にとって北朝鮮=ミサイル=わるいくに、というイメージで、五輪アスリートがいることに驚いていた。

聖火リレー、最後の最後にユナ・キム登場! きゃー、久しぶり! かわいいかわいい。着火台には小さなリンクがもうけられていて、さすがにジャンプができる広さはないのだけど、彼女のたおやかな上半身使いが見られて感動だった。ところでスケオタ(フィギュアスケートオタク)にもいろんな選手のファン、いろんな応援の仕方があるのは当然だけど、真央ちゃんを好きすぎるあまり、ライバルであったユナをdisるだけならまだともかく、反韓嫌韓にまでなってヘイトをまき散らすアカウントがSNSでも多く見られるのは悲しいことです。

夜ごはんは、アジフライ、なんとかポテト、わかめともやしの酢の物など。サクは煮込みうどんを作ってもらってよく食べていた。えーと、ハッセルバックポテトっていうんだって。インスタで見て美味しそう~と思ったらしい。美味しかったです。

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小沢健二 wrote about デモ at 2012 / 彼の50歳の誕生日

国会前で大規模集会が行われる今日4月14日は、小沢健二くんの誕生日でもあります🎊 しかも半世紀✨

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ということで、小沢くんが5年ほど前にデモについて書いた文章がtwitterで回ってきました。懐かしい~! 以下「金曜の東京」から引用。

http://hihumiyo.net/fridaysintokyo.html


(あ、前にも書いたけど、昔ながらのファンの多くはオザケンではなく「小沢くん」と呼ぶ、あるいはクラスメートっぽく「小沢」と呼び捨てにするのでーす!)

世界の大きな街ではいつも抗議行動が起こっています。僕がよく知っている街の一つメキシコシティーでは、ひと夏に八百ものデモ行進があります。南米でもインドでもニューヨークでも、過去数世紀いつも抗議行動が起こっていて、どの町でも自然なものとして、ある意味しぶしぶ、行われています(そりゃ抗議する必要のある問題がなければいいのですが、個人にも社会にも、問題ってのは必ずあるわけで。)
なので、そうですね、「普通」の都市では、デモは「是か非か」と論議するようなものではないと思います。車が走っている限り交通事故があるように、社会がある限りデモがある、という存在の仕方だと思います。

(中略)

むしろ訪怖いのは、デモが起こらない街です。いわゆる独裁者が恐怖政治を敷いている街では、デモは起こりません。そのかわり、変な目配せが飛び交います。

(中略)

そういう町で、突然でっかいデモが起こって、血まみれの戦いになったりします。
デモが起こらない、表面上は静かな都市には何か深い、暗い理由があることが多いと思います。

 (いったん、引用終わり)

・・・というわけです。デモなんて行かな~い!という人も、「市民がデモできる自由」は大事に守っていきましょうね。

さて、この文章の後半が、またまた面白いのです。

「今の世界は英米の人間管理手法におかされていて、「説明責任」とか「トリックルダウン」とか、そんな日本語あるの?っていう輸入語があるよね」 

・・・というマクラのあと、「対案」についての話になります。

イギリスの人間管理手法のひとつ、'80年代サッチャー首相のころ【 TINA 】ってのがあった。

これは、「There Is No Alternative」の略。「他に方法はあるか❓ 対案を出せ! ないだろう? なら俺の方法に従え!」という説得手法。

小沢くんはTINAを、「変な話」と言い切ります。

患者が「痛みが治まりません!」と訴えたとき、「他の治療法の案があるか? ないだろう? なら黙って従え!」という医者は人でなしだろう、と。
治療法を考えるのは医者の仕事で、痛い限りは切実に「痛い!」と訴え続けるのが患者の仕事。
それを聞いて「これは新しい病気かも」とか気づく医者がいたから医学は進歩してきた。

音楽だって、楽器が弾けない人に「この作品は駄作だ!」と批判されるのは普通で、「じゃあ対案はあるか? おまえが良い作品を作れないなら黙ってろ!」なんてやり返すミュージシャンはよっぽど才能がない人だ。

同じように、社会をどうするか考えるのが職業の人は、「痛い!」という切実な声を聞いて、心を奮い立たせて問題に取り組むのが正しいはずだ、と。

小沢くんはこの文章を2012年の夏にニューヨークで書いたわけですが、TINAって、今の政権も多用しますよね~。

「景気回復、この道しかない」は自民党の公式ポスターにも使われたフレーズだったし、
「圧力しかない」「対話はありえない」など、まさに「There Is No Alternative、他に方法はない」パターンのスローガンがお得意。

いやいや他に方法がないわけないだろ、っていつも思ってます。
音楽だって、「オルタナ」って立派なジャンル化してるぐらいです。
「これが唯一絶対だ」なんて、響きはかっこいいけども、いってみれば思考停止じゃないか、あらゆる手を探り続け尽くし続けるのが、分野によらずプロの仕事じゃないのかね🔥 と思う私です。

さて、この小沢くんの文章は、「締め」がとてもいい❗
すごくすごくいいんです❣️ 
小沢くんの文章は本当に頭良くてウィットに富んでてキュートでシニカルで、つまり才能あふれすぎててちょっとイラッとくるくらいかっこいい。彼そのもので大好きです❣️❣️

以下に引用しますね。好きな人の文章を書き写すって、中2に戻ったみたいな感じでいいですね!(痛いですね!) レッツ、中2病アゲイン😆
小沢くん、50才おめでとう、自由に生きてる50才になってくれてありがとう💕

僕は訪れている街でデモが起こっていたら、とりあえず行ってみます。デモの現場は、騒がれている問題以外にも、その街の暮らしにどんな問題があるのかわかりやすい空間です。みんながワアワアと、饒舌になっているし。

そこで見かけるのは・・・
 自分の政党に勧誘するのに熱心な人
 その場のリーダーであることに酔ってる人
 不気味な人
 すてきな人
 すり
 物売り
 ミュージシャン(必ず)
 情報収集員(各国、各社の)
 武器を持った人(警官は合法。その他は違法。)
 乞食
 そして大勢の、本当に大勢の、大人や子ども。
    

    ブルックリン、ニューヨーク
    2012年 7月11日 小沢健二

こんな私が比較的最近小沢健二について書いた、中2感バリバリの文章は以下になります(笑)

 

 

emitemit.hatenablog.com

 

あつまれ、4/14

明日4月14日、国会前で大規模行動があるのをご存知ですか❓

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東京の友人から昨日、「そこに来て、スピーチをしないか?」と誘われました。友人は、今回のデモを計画している市民団体【Stand For Truth】から、誰かスピーチできる人、今まで出たことない人でおすすめの人を…という依頼を受けて、私を思い浮かべてくれたというのです。

私は昔ながらの典型的な地方生活者でフットワークに難があり、お引き受けできなかったんだけれども、もしももう少し早い段階で打診を受けていたら、いろいろ準備して参加してみたかったなと思いました。そして、そう思う自分にちょっとびっくりしました。

デモのような市民活動について、みなさんはどう感じますか❓ 
たとえば「原発はもうやめよう」とか「公文書改ざんはあり得ないだろ」と思ったとして、それを掲げるデモに参加する自分を想像できますか?

私はかつて、デモのようなものは、いろんな意味で特別な人がやるものだと思っていました。抵抗感がありました。私の同世代以上の人には、多く共通する感覚だと思います。

でも、今は「デモやってくれる人ありがとう!」「私も機会があったら行くよ!」「街で見かけたら、ちょっと一緒に歩いてみるよ!」ぐらい思ってます。この変化はすごいことです。

震災後の原発再稼働や、2015年集団的自衛権を含む安保法案に反対して、多くのデモが行われてきました。そこでは【SEALDs】という学生たちの団体も生まれました。市民連合やStand For Truthもその流れを汲んでいますよね。

2015年秋に放送された「役者の自撮りドキュメンタリー」で(←私ってホントこーゆーののチェックは怠りないな…😅)、斎藤工が東京の街を運転しながらそのデモを見て
「安倍さんのやったことで良かったのは、若者を目覚めさせたこと。最近の若者は・・・なんて、もう言えないよね。」とコメントしてました。

あのとき、大人の多くは、世間を知らない若造の集団よと冷笑したり、自分には関係ないと線を引いてたからね。素直に若者をたたえて、しかもそれをNHKの電波に乗せることができる斎藤工はかなりすごいと思いました。おめーの乳首は見飽きたよとか言ってスマンかったと。

今では、大学教授や国会議員さえデモに加わってスピーチをする姿が普通になりました。先ごろ亡くなった高畑勲も、1月に亡くなったECDも、デモに参加していました。

海外に目を向けると、東アジアでは近年、台湾のひまわり運動、香港の雨傘革命という大規模な学生運動があり、韓国では100万人デモが大統領を退陣させました。

デモの本家はやはりフランスでしょうか。
「フランス人はデモとストライキで政府に対して意見を表明する」
「政治家はそれを軽視すると失脚のリスクがあるので政策決定の要素として織り込んでいる」
のだそうです(作家・池澤夏樹の著書による)。

●選挙での信任は、100%従うという意味ではない。
●選挙は、多数決という大雑把で限界のある制度にすぎない。

と、フランス人は考えている。

ストライキがあれば市民生活には大いなる不便が出るが、「その不便をしのぐことで、フランス人は政治的意思を表明する。」

なんと、フランスでは公務員がじゃんじゃんストライキをするそうです(日本では禁止よ)

哲学者 國分功一郎は、「ちょっと一緒に歩いてカフェで一杯飲んでしゃべって解散、ぐらいにカジュアルでドライでいいんじゃないの?」と言っている。
デモ文化が浅い日本。一斉にシュプレヒコールをあげたり、好戦的なスピーチに加わる必要はない。ってだけで、心理的負担は減るよね。

フランス語でデモは「マニフェスタシオン」、これは【現れること】という意味なんだって。
ある争点をめぐって群衆が大挙して押し寄せる、それだけでメッセージになるし、権力者には脅威なのだと。

確かに、2013年の大河ドラマ『八重の桜』では、最後の将軍・徳川慶喜が、蜂起した民衆の声に耐えられず敵前逃亡するシーンがありました。(…と、すぐに大河につなげるオタク。でもこれ、巷説レベルにしても歴史に依拠した描写です)。

デモは近現代において、正当かつ効果のある市民行動です。日本でもこの数年、旧来の右翼左翼のような極端な人々ではなく、若い人たちがデモの文化を育ててきました。

そして今、彼らが再び大がかりな集会をひらく意味はよくわかります。データのねつ造、公文書改ざん、それらを部下の問題だと決めつけて責任を取ろうとしない政治家。それを許してしまいそうな国民、、、、
こういう言葉を使うと引く人も多いんでしょうが、これは民主主義の根幹の問題であり、まっとうな民主主義がまかりとおらなれば、私たち個人の自由と平和が侵されることになります。

スピーチの打診をくれた友人は東京の人ですが、「東京や大阪という大都市圏以外の街の人の声を届けたい」と言ってくれました。

福岡から国会前へ駆けつけられる人はなかなかいないと思うけど、エールを送りながら見守りませんか。
こういう市民の行動を、マスメディアがどのように報じるかにも注目したいと思います。 

如月の七 / 大金どこいった / エネルギー政策

●2月某日: 大金(72,000円!)を入れた封筒がどっかいって、焦った焦った。予約の時間になり、見つからないまま美容室に行ったので、せっかくのシャンプーと炭酸スパの時間もまんじりともしませんでしたよ。帰ってもう一度探してみると、見つかりました。ほ。そうよね。よかったああああああ! 

昨日の録音の文字起こし。先週今週と国会の質疑をいくつか見てるけど、やっぱり質問がうまい人とそうでもない人がいる。菅直人による原発・エネルギー政策の質問には執念を感じた。志位さんによる生活保護、貧困に関する質問も。答弁のお粗末さが浮き彫りになる。以下、そのときの私的まとめと所感。

世耕経産相は、原子力以外の発電に後ろ向きな理由を「日本の気候や土地条件などを考えると適さない」
と述べたけど、
それいったら、地震リスクと北朝鮮リスクを考えたら原子力もまったく適さないわけで、論理破綻では。

菅「私が原発ゼロが必要だと思う根拠。福島原発事故が起きた時、私は首相だったので、原子力委員長に最悪のシナリオを作らせた。委員長が示したのは、250キロ圏内の人すべての避難、しかも50年帰れない。東京もほとんど含まれている。人数は5千万人にのぼる。私はこれを見たとき背筋が凍る思いがした。
これだけの大きなリスクがあることを知ったから、小泉元首相、細川元首相も原発ゼロを言い出したのだと思う。安倍首相はあらためてこれを見ても原発が必要だというのか?」

安倍首相の答弁は原稿の棒読み。「過去の事故の反省を片時も忘れず、安全を何よりも第一に、独立性の高い原子力安全委員会を運用しながら原子力発電所の再稼働を進めていきたい」

菅「安倍さんはリスクの可能性を理解していないのではないか? 原発は使えば必ず放射性廃棄物が出る。必ず子供や孫の世代につけを残す。今の世代、自分の世代のことだけ考えているのでは?」

安倍「そんなことはございません」

3月12日、事故がわかってからの東電とのやりとりや海水注入のことなどを聞いていると胸が苦しくなりました。まかり間違えばもっと大きな被害が出ていたかもしれない。

そして福島原発の問題は全然解決していない。忘れそうになるけど今でも毎日たくさんの人が原発の中で作業をしている。その中で(ほとんど報道されないけど)亡くなっていく人々もいる。それでも廃炉のめどは立っていない。

これからいつどこに大地震が来るかわからない。原発はどこも古くなっていく一方なのに耐用年数を伸ばす動きさえある。当時の首相が国会で7年前の事故の様子を生々しく振り返って語ったことはとても大きなインパクトがあり意義があったと思います。しかし、テレビ中継がなかったので、見た人は少なかっただろうし、ニュース番組がどこまで報道するか。。。

 

夕方、サクと久しぶりにダイヤモンドゲームをしたら負けちまったので「もう1回お願いします」と言ったら「えええー。おれ、はやく しゅくだいしたい(そしてあそびたい)んだけど…」と難色を示されるw しかしあまりに悔しかったので伏して頼み込み、2度目は勝った! 何してんだ私… よるごはんは、豚とキャベツなどのゴマみそ炒め。じゃがいもポタージュ。もやしと春菊。


●2月某日: 





1時半すぎ、荻上チキさんのラジオをポッドキャスト(というの?)で聞きながらデスクで昼ご飯食べてたら、ガチャコと鍵が開く音がしてびっくり。そっか、夫、今日早帰りだっていってたね。

5時ごろ、サクが「具合が悪い」と言い出す。うおおおおおお! きたかああああ!!と緊張が走る。しかしこうなったらもうどげんもこげんもない。熱が上がってくるかなーと思ったがそうでもなく、鼻水も咳もなく、ちょっと吐き気があるらしい。おにぎり1口かじっただけで寝てた。夜も起きることなくぐっすり寝てる。うーむ、なんだろう。

 

如月の六 / 圭子さん取材風景

●2月某日: 昨年末から楽しみにしていた「ママじゃな」取材日! といっても、今日のモデルさんはママさんではなくて、モデルさんの、圭子さん!(わかりにくい説明) えーと、どういうことかといいますと・・・以前のfacebookの記事を転載しよう。

この数か月、【ママじゃない私ポートレート】の相方、ちひろちゃんがヌード写真を撮っている。とてもいい! 私と同じような、子育て中のお母さんたちにぜひ見てもらいたいと思って、しばらく前からちひろちゃんに撮る側の心境とかインタビューして【ママじゃな】に載せようとしてたんだけど、ちひろちゃんが「ちょっと待って、写真はいいけど私の言葉を出すのは…」とか言い出してストップしてた。

ストップしつつも引っかかってたんだよね、今日、ひょんなことからヌード写真についてtwitterのほうで思いつくままにいろいろつぶやいてたら、いろんな人にリプライをもらったり、そのうち当のモデルさんともつながって、あれよあれよというまに、来年インタビューさせてもらえる運びに! もうすっごい楽しみ。みなさん、そのときはきっと見てくださいよ。

子育て世代。政治と同じくらいアートが遠くなってる気がする。両方は実は同じ現象で、どちらも同時に手繰り寄せて取り戻していかなきゃいけないような気がするんだよね。

ちょっとうまく書けないのだけど、日本の学校で教育を受け、日本の家庭・世の中で育っていると、「自由に対する恐怖や忌避感」みたいな思考をすりこまれるのかな、と思うことがある。感覚を鈍くしないと生きにくいような。

でもそれってすごく寂しいし怖いことです。良いか悪いか、安全かそうでないかではなく、後ろ指さされないかを恐れることもなく、ただ1枚の絵や写真、1つの音楽や詩を前に、どう感じたかを口にする・・・

いえ、言葉にしなくても、自分が感じたことを抱きしめる。そんなことを大事にしていきたいのです。自分が感じたことを大切にできなければ、人の感じ方も大切にはできません。

アートがもっと混沌状態で身の回りにあふれたらいいのにな~と思う。『トットてれび』がもっともっとはっちゃけたみたいな音楽ドラマが作られて、地上波で流れないかな~。あとはやっぱり、知ってる人がやるアートに触れるのも大きいんじゃないかな。アートって別にすごい高水準のものを指すわけじゃないと思うんですよ。アートって自由な表現のことで、発信するのも受信するのも、本来簡単なことだと思うんですよ。

で、今日は「撮影現場を撮るカメラマン」としてサニー安田氏も召喚! 撮影あり、インタビューあり、座談会ありと楽しく充実した数時間! 

ヌード撮影のため圭子さんが脱ぐと、もうすぐ3歳のしゅーたが(? ?)という顔をした(「なんで ふくぬぐの? おふろ?」って感じかな)けど、大人たちが脱いだ前後もまったく変わらないテンションだし、ちひろちゃんがパシャパシャモデルさんを撮る風景は見慣れてるしで、すぐに疑問は去ったらしく、ヌードの圭子さんにもおやつを差し入れしたりしてたw 

圭子さんは被写体活動に対して意思をもっておられることが察せられていたので、きっといいお話が聞けると期待していたとおり、本当に面白くて、帰ってからも反芻。facebookでの4人のグループトークは夜も翌日も続き、ほんといい機会になった。記事を作るのが楽しみ。

mamajanaiwatashi.hatenablog.com

◆この日の様子について、サニーさんが書いてくれた記事&写真はコチラをどうぞ!

lifeismine.me

夕方。サク、なんか静かやなーと思ったら「じゅげむ」の絵本を作ってた。たぶん、学校で読んだ絵本の再現なんだろうけど、赤ちゃんが生まれたところから名付けまでをすごい文字量といくつもの絵で描き切っていたw さらに、「絵本を隠した場所を見つけるためのクイズ」まで描いて夫に出題w さらにさらに、夫に寿限無を暗唱させるべく仕込むw 夫おつかれww 私はもう覚えてるのでねw 

夜ごはんは、ちゃんぽん、きんぴらごぼう。すんごい大量でおなかいっぱい。

 

『西郷どん』 第12話 「運の強い姫君」

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よかったね~! よかった。全編よかった。西郷どんの中の名作回だね。リピートしちゃったもん。私的、最高の北川景子! すばらしかった。確か放送開始ごろから(ノベライズで見た人から?)ネットでチラホラ流れてた「西郷と篤姫が駆け落ち未遂?」という噂。どんなトンデモシーンになるかと思いきや、泣いた、泣いちゃったよ。

「将軍家定は病弱で、子どもを作れない。篤姫の真の任務は、次の将軍を一橋慶喜にさだめるよう、将軍にはたらきかけること」

この真実に驚きおののく人間が3人出てくる。順番に、西郷、幾島、そして篤姫本人。

この真実は2つの内容からなっていて、今のところ3人を驚かせるのは前半である。にぎやかな大家族の中で育った西郷はもちろん、幾島も篤姫が「人として自然の幸せ」を得られないことにショックを受ける。うつろな表情で、篤姫に教え込んだ「男女のいとなみ」の絵を燃やし、さらに篤姫を厳しく稽古しながら「誰も助けてあげられないのだ」と悲痛な叫びをあげる。その姿は、大奥に入ったあと、彼女が篤姫を心から支える真の味方になることを示している。

薩摩弁が抜けただけでなく、使命感に裏打ちされた品格と威厳を身にまとうようになった篤姫が、家定のことを知って衝撃を受け、言葉を失う。その様子がとてもとても印象的だった。それまでの立派さ、そして、衝撃から立ち直ってからとのギャップがすばらしかったのだ。「この命、幸せになるためだけにあるためではございません」というセリフを言う彼女には、自己犠牲の美談みたいな薄っぺらさよりも、歴史に身を投じるという意思ある人間の強さを感じてしまった。。。

この立派な姿で終わらず、「一緒に逃げておくれ」がそのあとにあったのは、ほんとにもうすばらしい! 自分を守って体を張る西郷。大きくてあたたかくて力強い男の体がかぶさる。夫となる家定には決して望めない姿。

「できるだけ遠くへ。公方様も父上もいないところまで」 そして、「わかりもした」と答えて、後先考えずほんとに逃げかねないのが、この西郷の魅力だと思う。それがただのアホにならず魅力になってるのが亮平氏のすばらしいところよ! 

「その言葉が聞きたかった」で私の涙腺決壊~。で、以前の回、海辺で「あらためて礼を申すぞ」のくだりが冗長で残念だった・・・て書いたけど、あれは今回、リフレインするためのシーンだったんですね。一緒に逃げると言ってくれた西郷への心からのありがとうと、運上人から降ってくるありがたい「礼を申すぞ」との対比。

泉ピン子の使い方も最高だったー! 猫背椿を脇に配しての南野陽子との対峙。「西郷どん」でこんなに見ごたえのある熟女同士の対決が見られるとは! これぞ大河ドラマの醍醐味。終始主導権を握っていた、身分高き本寿院がふと母の顔になった瞬間、ここぞとばかり攻勢に出る幾島。対面の前、多くの廊下を堂々と歩く姿もよかったなあ。途中ですすっと大げさに威儀を正す仕草をしてね。


 

如月の五 / 私の本棚のオードリー本を見つけた7歳

●2月某日: 夜の間に雪が降った。この4~5日、この冬いちばんの寒波の中でも今日が一番寒いという予報。朝、サクと一緒に家を出ると、歩道は雪に覆われている。雪といっても積もっているわけじゃなく、雪というか氷というか、薄い膜みたいなやつ。つまり危ない。

「今日だけは絶対走ったらいかんよ。転びそうになったときはお尻からいってね」と、一緒に行ってる子たち全員に言い含めるが、たぶんわかってないw とりあえずめっちゃ元気に登校していた。私はそのまま、駅にICカードのチャージに行く。と、激しく雪が降りだした。本当に激しかった…。夫も、朝、バスが満員で乗れなかったらしい。急いで駅まで行ったら、電車はガラガラだったそうだ。

今夜はもう絶対鍋だ! どんなに高くても白菜を買うぞ! と鼻息荒く買いに行ったが白菜は売り切れ。みんな絶対鍋をしたい!と思ったのでしょう。なのでキャベツでやったけど、おいしかったー。春菊。もやし。えのき。しめじ。豆腐。鶏手羽。鶏つくね。

サクが寝てから赤ワイン飲みながら『精霊の守り人』最終回。原作が好きすぎるからか、どうも虚心坦懐に見られない私。夫に「どうだった?」と聞くと、「うーん、なんとうか・・・」と言葉少なだった。

ところで、少し前に、サクが私の本棚の、まあ800冊くらいはあるよねっていう蔵書の中から、6,7年前に買ったオードリーの本を見つけ出して愛読している。。。。

 

といっても、漢字にルビがないし、話自体、わかんないところのほうが多いはずだけど、なんか面白いらしい。カスカス体操とか載ってるしねw んで、去年の年末にとっておいた爆笑問題ネタ番組でオードリーのネタを見たサク、めちゃめちゃツボッた。すげー真似してる。もちろん、トゥースと鬼瓦がふんだんに入ったネタです。

 

如月の四

●2月某日: 毎朝一緒に登校してる友達の一人が、熱が出てお休み。すると、近所でよく会うクラスメートHくんが「1人たりない」と気づいたらしく、片側二車線の道路の向こうがわから「おーい、○○は?」と叫ぶ。「やすみー!」と叫び返すサク。信号が変わるとテテテとHくん走ってきて合流。かわいい人たち。

あのさ、こういう写真があるんですけどね。

右上のテロップ、食品のスモール化って本当にそうだと思うんですよ。ポテチを買っても、パイの実もプロセスチーズも、価格据え置きでも量がめちゃ減ってると思うんですよ。そりゃ国がデフレ脱却を掲げてるんだから自然な動きだろうけど、賃金上がってない! 

ほんとムカつくから最近たびたびお菓子を手作りしてる。私はね、ほんとは、お菓子を作る時間があったら本を読みたいの。子どもへの愛情は、一緒に絵本読んだりテレビ見たり走ったりして表すからさ、おやつはもう、市販のを買ってチョチョッと与えて終わりたい。しかし不経済すぎてお金じゃなくて時間というコストをかけている。くそー。

さて、ふってわいたように藻谷浩介さん(!)の講演会の開催が決まり、夕方、会場探し。夜ご飯は、鶏とごぼうとこんにゃくの甘辛煮。お味噌汁。サクが寝てから、アンナチュラルとか、ワールドビジネスサテライトとか見ながら夫とちびちび飲む。

 

如月の三 / 雪の日

●2月某日: うう、ちょっと頭痛。午前中は安静に本を読んだり(サクが不定期に突進してくる)。夫による昼ごはんは、ちゃんぽんのように野菜の豊富な味噌ラーメン。うまい。昼下がり、何となく回復してきたのでランニングに出てみたら、すげー寒い!!! 風も強い。やる気を奪うような寒さ。5キロでリタイア。

夜ごはんは、夫の手作りチキンナゲット! あさりの酒蒸し、キャベツのチヂミ。ほうれん草としめじのソテー。うまい・・・! 

ブラタモリ「宝塚」の録画を。「経世済民の男」のBGMを流してくれた~♪ 小林一三ってえらいよね、そういえば松岡修造の娘がいま宝塚音楽学校にいるけど、修造は小林一三のひ孫にあたるから、娘さんは宝塚創立者の玄孫なんだねー、と話す

『LIFE!』の録画、菅田将暉ムロツヨシによる「虹色のブランケットで抱きしめて」略して虹ブラのコントがたまらん!この後、何度もリピートするのでありました。


●2月某日: (facebookより)
ちょうど車を車検に出したタイミングだったので、博多駅から福北ゆたか線に乗って南蔵院を目指しますと、吉塚長者原と進んで、篠栗までは何ちゃないんです。
しかし、篠栗の次、筑前山手駅の手前から景色が一変。「山手」とはよくいったもので、なんかいきなり山が近くなる。そして車窓の外に広がるのは一面の銀世界・・・

「みなみアルプスやん」
と息子(小1)はコーフン。(なぜ南?)
山手駅、幅狭いホームにさえ真っ白く雪が積もっている。人は乗降しとらんのかーい。

次が城戸南蔵院駅。「あらしやん」と息子。
嵐の中の豆まき。飛んでくるのが、豆なのか餅なのか雪なのか、もう、何なのか・・・。
しかし息子の戦闘能力が、一年前に比べて著しく上昇! ものすごい数の豆と餅を拾い集め、豆袋の中に入っている当たりくじで、干支の置物をゲット。私はほんとは櫛田神社中村勘九郎七之助兄弟の豆まきを見たかったんだけどねw

歩いて5分もかからない、南蔵院から夫の実家までの道のりで遭難するかと思った(大げさ)
庭には既に5、6センチ積もっていて、息子のテンションは最高潮。ひとしきり遊んで雪だるまも作って、もういいでしょうと家に入らせるも、ストーブの上で焼いた餅を2,3個食べて、また外へ飛び出す。
「だって、まだ、ゆき、半分も つかっとらんやん」 いや全部使う必要ないけん。

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夜ごはんは、いわしのグリル、みそ汁、ブリ大根の残りの大根。

如月の二

●2月某日: (facebookより)

朝、夫に「今日の夜ごはん、何がいいと思う~?」と聞いてみた。こういうとき、

●冷蔵庫 etc のストックを思い浮かべる(←常に把握している)
●栄養バランスを考慮
●かんたん
(↑こーゆー質問すること自体、妻の料理意欲は低下しているという理解)
●美味しい(重要)

というエレメンツを頭の中で展開し、即座に

ふるさと納税でもらった豚バラをサッと焼いて、レタスに巻いて、サムギョプサルみたいにしようか? 味噌でつけダレ作って、大人は唐辛子も」 

と提案できる夫、生活能力高い。
そして結局、焼くのも、味噌ダレ作りもやってくれるというw

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「会社から帰ってきてすぐ料理してくれるダンナさん、すごい」とよく言われるけど、私もついついそう思っちゃうけど、仕事から帰ってきてすぐ料理するお母さんや奥さんも同様に褒められるべきですよね。起きてる間じゅう世話が続く小さい子を小脇に料理するお母さんとかも。

あ、和風ポテサラは私が作りました(←何もしてないわけじゃないアピール)
かつおぶしたっぷりがポイント。

テレビ情報。
明日の『ボクらの時代』に高橋一生(あと2人は、斎藤工金子ノブアキ
今夜の『陸海空』は、ナスDです!
ワイドショーじゃなく報道番組のトップニュースが相撲協会の話なのって絶対おかしいよね。しかも国会の会期中なんですけど。。。

下校時間、けっこうな雨が降っているので傘を持って学校に向かって歩く。なかなか会わないな~と思ってたら、途中、近所の3年生男子が「(近所の同級生たちと一緒に)車に乗せてもらって帰ってたよ」と教えてくれた。ありがとう! 

管理人さんにオートロックを開けてもらい、しかも家の鍵は私が締め忘れていたので、無事に家に入ってぬくぬくとおやつを食べていたサクさんにホッ。「お母さんおらんでびっくりしたろ?」と聞くと、「うん、ただいまーっていってもシーンとしとるけん、へんじしろー!とかいってもシーンとしとった」 「こわくなかった?」 「ま、お母さんかえってこんでも、よるになったらお父さんかえってくるやろと思って」と、こともなげな口調でサクは言ったのでハハハそうよねと流したが、お母さんが帰ってこない可能性に思いを馳せたんだね~と心の中でよしよしした。

この人、夕方、余ってる布を裁断して、持ち手もつけて、ミニバッグを裁縫。縫い目はまあ7歳だねって感じだけど、とりあえずさくさく完成させるのがすげー。サムギョプサルめちゃうまかった!! マツコの「夜の巷」、キムタクゲスト2週目を見る。サクが寝てから「精霊の守り人」ラスト前の回。夫ともども、いちばんの驚愕は「帝、まだ祈ってたのか・・・!」であったw