五月の七 / CM、ムーニーとパンパースにそれぞれ違う意味で泣かされる

●5月某日: 連休明けの朝の物憂さを、Eテレ『0655』がエンパワーしてくれる。“朝勉week” と題して毎日一科目ずつ、5分間でちょこっと勉強。いいなあ、こういうの。サクもこういうの大好きみたいだ。

プランターで育てている小松菜にアブラムシがちょいちょいつくので、鬼の形相で金棒ならぬ竹串を手に取り除いているわたくし。ベランダには、夫の実家の畑からもらってきたシソも加わりました。みんなすくすく育ってー。食べさせてー。

Nスペ「憲法70年」を見る。


ひとり昼ごはん、昨日の納豆チャーハンに続いて本日は納豆パスタ。

授業で初めて図書室に行ったサクが借りてきたのは星の図鑑。ここんとこ、星にすごく凝っていて、毎夜、空を見上げるのはもちろん、紙にばりばり星座も書いている。おおくま座、オリオン座、さそり座などは「ふむふむ、なるほど」だが、「かみのけ座」とか「や座(矢)」とか、これがどーしてそーなる!みたいなのもいろいろあって面白い。
 
夜ごはんは、マーボー豆腐、ソーセージとピーマンの卵炒め、にんじんごまみそ和え。夜、サクがRの法則【100m走特集】に続いて、すいエンサーで【黒板アート】を見ていて、なんか小学生らしいな~と思う。で、新聞読んだりしながら一緒に見てたけど、Eテレの子ども(生徒)向け番組はほんと面白いな。夫から、採用試験の時事問題・一般常識問題の平均点が予想をはるかに下回っていたことを聞く。へぇー今どきの大学生はよく勉強してそうだけどねー
 
●5月某日: パソコンの調子が悪い。あ~。このパソコンももう5年目だもんな~。ネットにofficeに写真や音楽に、とごく普通のプログラムしか使ってないとはいえ、割と酷使してる自覚はあるし・・・めんどくさいんだよねえ、パソコンの入替って。ハードディスクの中のもの、こまめにメモリとっとかないとなー。

朝、Twitterに流れてきたムーニーのCM動画をうっかり見てしまって泣いてしまったんだけど、夕方になって今度はパンパースのCM動画が流れてきたので見たら、今度は心が洗われてまた泣いちった。

息子の赤ちゃん時代やイヤイヤ期が終わってもう何年もたつし、その頃だって環境には恵まれていて孤独感というほどのものはなかったはずなのに、ムーニーのあれみたいなの見ると本当につらくなる。何なんだろうこれは、って思うくらい。

ああいう表現は、「ワンオペ育児の大変さ」を知らない人に周知する意義があるのかなとも思うけど、知らない人はほとんど目に留めないか美談として流してしまうかじゃないかな。当事者(経験者含む)で、あれ見て「私のことを描写してくれてうれしい」と思う人もいるのだろうか?や、でもムーニーは、徹頭徹尾ワンオペ育児のまま、精神論的ハッピーエンドに持っていってるから、どう考えてもよくないよな・・・

ともかく、パンパースのCMは赤ちゃんたちがかわいいのはもちろん、親の不安も描かれてるけど、周囲の人々がそれを上回る愛で包み込んでくれている姿に、まるで自分自身が大事にされているかのようなあたたかい気持ちになります。。。。
https://www.youtube.com/watch?v=LsugKLnIxWg&feature=share
 
サクは帰宅すると毎日すごい勢いで喋りまくり。中身は学校の出来事で、いろいろ新鮮に感じ取ってるんだなーと思うけど、学校では静かに授業を聞かなきゃいけない時間の反動なんだろうなとも思うw 「おれ、おかーさんにおしえたいことがいっぱいあるとよ!」うんうん。

夜ごはんは、ひき肉とエノキ入りのニラとじ、餃子の皮ピザ、きゅうり。夫が連日残業で、サクの就寝より遅く帰ってくる。寝る前に少し長めに時間をとって、絵本を読んだあとお話などする。今日は『イエペはぼうしがだいすき』を読んだあと、その絵本に模して「さくたろうは星座がだいすき」というお話を即興で作って聞かせると、めちゃくちゃ喜んでた。「明日は鳥バージョンをやってあげようか?」と言うと意気込んで「うん!うん!あさっては、おれがおかあさんにやってあげる。“おかあさんは ねるのが だいすき”」 ふっ・・・。

帰宅後の夫と少し飲む。「なんか録画見る?」と聞くと「今週のひよっこ、録画ある?」と。GW中に毎日見て、面白いと思ったらしい。結局、月~水まで3日分を一気見。

五月の六

 ●5月某日: さあ、連休明け! 目覚まし一発でサク起床。準備もテキパキ。こーゆーとこ、気性が真面目なんだよね。だいたい3日坊主だから、ただのお調子者だろーか?←そして私もまさにこのタイプ

待ち合わせ場所に、お友だちが来ない。ここんとこ彼は登校で苦戦していて、お母さんが学校までついていっても下駄箱で足が止まってしまったり、教室で別れがたくて泣いていたりする様子。はたして待ち合わせ時間から10分ほどして彼のお母さんから連絡あり、やっぱり連休明けで気分が乗らず、おうちを出られないでいるらしい。サクは家まで迎えに行きたいというが、刺激しすぎて逆効果になるかもしれないので、家のそばまで行ってもう5分ほど待ってみて、やっぱり来なかったので先に行くことに。登校時間のピークを過ぎてしまって通学路の小学生はまばら、結局、門までサクと一緒に行く。サクは遅刻しないか気にしながらも元気に登校。

お友だちのお母さんとは、4月から随時話してて、彼女は他の人にもいろいろ相談してるみたいだから大丈夫だと思うけど。人間、誰だって立ち止まる時期はあるし、入学してまだ1ヶ月も経ってない。みんなと同じ速度でできることが正しいわけじゃないのだ。といっても、人の子だからそんな冷静でいられるわけであって自分の子どもが毎日泣いてる姿を見たら穏やかでいられないよね。でも、大丈夫だと思うんだ。一般論だけで言ってるわけじゃなくて、私はその子の幼稚園3年間の姿を知ってるので。彼、園時代も年中さんぐらいまで朝のお別れで苦戦してたのよ。でも年長さんになったら見違えるように、元気に友だち(サクだ)と登園してたからさ。むしろ、今こうやって、行きたくない・不安な気持ちを正直に表現して、親や先生や周りの人たちにその気持ちを受け止めてもらえるのは、長い目で見たらまた心の安定と成長につながると思う。むしろ、「言われたとおりにやらなきゃ」「泣くのは恥ずかしい」「俺はできる・・・できる・・・はず・・・」みたいな感じで、なかなか弱みを見せられないサクさんのような人って、のちのちが心配なのよね。ま、子どもがどうあれ、親の心配って尽きないものよね。

さて、学校が再開したので私の個人的TO DOリストにまた向き合えます。とりあえず、GWの間ずーっと止まっていた放送大学の勉強を・・・。中間テスト的存在の通信課題提出までに、がんがん進めなければ。他にもいろいろある。夜ごはんは、鶏となすと新玉ねぎの生姜炒め。きゅうりの浅漬け。たけのこ煮。
 

五月の五 / マイ nimoca

●5月某日: 4月末に2連休(土日)、5月に5連休という今年のGWだったが、気づけばお金を全然使ってないよね、ってことで天神でランチすることにした。しかし、日ごろから食べログやら美味本(←福岡のグルメ本)やらで研究に余念のない夫にしては珍しく、目星をつけていた店を失敗。中学生以下お断りの店だった! 

ということでショッピングビルに逃げ込む。時間的に滑り込みセーフで、並ばずに入れた。カジュアルイタリアン。ビュッフェコーナーから夫がなかなか戻ってこないなー、と思ったら、フレンチトースト焼いてたw 弱火だからすげー時間かかるのなw すごく上手に焼けてたよw 

小学校に入学して、めでたく電車・バス料金がかかるようになった息子に、夫がICカードを作ってやる。私は、子どもはあるていど計算ができるようにあるまでは切符を買って乗った方がいいと思うんだけど(ICカードで乗るとブラックボックスじゃない?)、確かにバスでは降車時に小銭がないと面倒だしね。名前が刻まれた自分専用のカードを作ってもらい、パスケースまで買ってもらって、サクは大喜び。帰宅後も、夜まで何度も見たり触ったりしてはうっとりしていた。

夜ごはんは、たけのこ煮、糸こんにゃく煮、ポテサラ、味噌汁。美食飽食の連休の最後はやはり粗食で締めくくるべきでしょう・・・。子どもには、豚肉とピーマン炒めつき。ちょっと足りなくて、子どもに「お肉ひときれちょうだい」って頼んでしまったw

 

『そうだ、いなとみ修二に聞いてみよう』の会

『そうだ、いなとみ修二に聞いてみよう』

会の命名は不肖わたくし。
村上春樹の隠れた名作(と私が決めている) 『そうだ、村上さんに聞いてみよう』オマージュです(誰も気づいてくれなかった・・・そりゃそうか笑)。
 
前・衆議院議員、民進党、いなとみ(稲富)修二さん。
つまり現在は浪人中(←ご本人の表現です)。

参加者は、子育て世代を中心に、主婦が8名、小さい子ちゃんたちが6名。
会の冒頭、いなとみさんより、
「お子さんたちが泣いたり騒いだりされても、私はまっっっっったく気になりませんので。
 私も6人、子どもがいて、ワイワイガヤガヤは毎日のことで慣れています」
という力強い宣言(笑)がありました。

えっ、お子さんが6人・・・? と、ちょっと驚く子育て中の主婦たち。
一番下のお子さんは2歳とのこと。実はいなとみさんも、私たちと同じ子育て真っ盛り世代なのです。

以下、興味のある方は・・・いえ、興味がなくても、お気軽にリンク先のレポートをどうぞ~。
ちひろちゃんが撮ってくれた写真もたくさんございます。
 

五月の四

●5月某日: サク、博多駅の鉄道関係のお店に行きたいと夫に交渉し、成立。私は遠慮して近所で買い物。新聞読んだり、日常業務いろいろ。

サク、1ピースの大きさがミリ単位の「ナノブロック」を買ってもらってホクホクで帰って来た。レベル1のインコ、レベル2のハクトウワシを先日までに完全制覇し、今回はレベル3の東京タワー。しかも箱入り=ピース数が多い。「あのさー、チャレンジするのはいいけど、これ対象年齢12才以上って書いてるしね、一人でできなくてもキーッてなったりしないでね。わかんなくなったらお父さんに聞くんだよ」と言いくるめて(くるめて?)やらせると、始終ごきげんで鼻歌を歌いながらの1時間あまり、見事に完成していた。すげーね。

夕方からは、幼稚園の友だちの家で持ち寄りごはん会。今日も夫、揚げ揚げしている。前回は唐揚げだったので、今回はコロッケと肉巻きだそーで。大根と手羽の煮物も。お義父さん作のタケノコ煮の卵とじやポテサラも。私? ズッキーニの箸休め作りましたw 友だちの家では、れんこんグリルのふき味噌乗せや、サーモンと野菜のサラダ、黒豆のおにぎり、ザワークラウトなど、ごーかごーか! 激しいテンションで遊ぶ子どもたちに時々どきどきしながらも大人のおしゃべりは続いた。こちらのご夫婦はそろって朝ドラウォッチャーなので、ひよっこの話も15分はしましたかね(放送時間に匹敵)。最後はみんなでいろはカルタ。子どもチームが優勝してめでたしめでたし。

サク、星座を探しながら「たのしかったなー」と噛みしめる帰り道だった。夫と2次会でワイン。キムタクの徹子の部屋の録画とか、スマステで'80sの洋楽・邦楽バンド特集とか見ながら。及川ミッチーというゲストの的確さ! それにしてもブルーハーツやらボーイがランクインしてなかったのは不満だわよ! 80年代というには、ちょっと90年代に足かけすぎてるってことかいな?

 

『おんな城主直虎』 第28話 「死の帳面」

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おおう・・・・前回で龍雲丸編もひと段落したので、気分転換的な、箸休め的な、スピンオフ的なあれかという雰囲気を漂わせといてばっちり新章への導入になっている、しかもどす黒い・・・。さすがでごわす。

しっかし、こういったスピンオフ(に見せかけた)的なエピソードの主人公が寿桂尼でサブヒロインが氏真っていうのは、これほど「おんな城主直虎」にふさわしい人選はございませんね~! それは、直虎と、こののちにクローズアップされてくる直政との相似形なんですよね。

いきなり信玄との会談という豪華さ。「久しいのう、晴信どの」と、いきなり若き日の名で呼んで機先を制す。
「神仏も我には愛想のないようです」
「そりゃまた神仏も正直なことで」
こういうやりとりを書ける大河の脚本家って意外に多くないのだ。

「孫娘を引き取りたい」
「本人が帰りたがらない。夫のためにも武田に尽くしたいと」
「なんという思い上がり。私が説き伏せましょう」(立ち上がる勢いで)
「いやいや、気鬱で寝てるので」
「気鬱くらいで情けない。それも含めて説き伏せましょう」

寿桂尼さま無双キターッ! 信玄入道タジタジやんw
しかし「私が行ったぐらいで簡単に返してはもらえない」と超現実的な寿桂尼さま。間髪入れず、次の手として北条まで行くと言う。これ、老体に鞭うつというレベルじゃなくて、「ばばが行くからいいのです。この姿は哀れを誘いましょう」って自分の老体を道具に使うという・・・!

その凄みに圧倒されて感服するのではなく捻じくれちゃう氏真のボン気質を松也がものすごくうまく演じている。「お見苦しや、太守さま。弱音を吐いた者から負けるのです」正しすぎてぐうの音も出ないんだけど、それがグサッときちゃう凡人の気持ち、わかるよなあ。先週、義信自害ニュース(方久が目撃)から白塗りのバカ殿化(但馬が目撃)までに、こういうワンクッションがあったのね、と今週判明するのも面白い。

いわゆるスポイルされたボンボンなんだけど、そこで振り切るまでヒネられない造形なのがまた、凡人臭くていいんだよね、氏真。偉大すぎるおばば様にコンプレックスを持ちつつも、おばば様のこと大好きだし、おばば様がいなくなると不安だし、おばば様と父とが築いた今川の黄金時代、その文化は彼の血肉なんだよね。

妻に焚きつけられた(←ここでの演技、さすが西原亜希やったね~!)結果が「屋敷中の楽器を集めて盛大に鳴らせ、それでおばば様を目覚めさせるのだ or 送るのだ」っていうのがさ~。それまで、それこそ使えるものは嫁でも北条でも、自分の老体までも使って奔走して今川を守ろうとする寿桂尼と対照的でさ。楽人にやらせるのはまだいいとして、せめて太守様は涙目で笙を吹いてるヒマあれば政治的に動いたほうがいいんじゃないかな?とか思っちゃうんだけど、彼は身内の情に厚い生粋の文化人なんだよね。

そこで寿桂尼が見ている夢。光り輝く今川。氏真の正室が語った通り、あまりにも美しい世界。その中をそぞろ歩く寿桂尼は、(本当は周囲が幻なのに)彼女のほうがすでにこの世の者ならぬ幽霊のようでもあり、いっぽうで、切り下げ髪とほほえみはけがれなき童女のようでもあり。

とにかく彼女は光り輝く今川を愛し、光の中にいる義元と龍王丸を心から愛した(そうだ、氏真は、もうひとりの “龍”なんだね)。でもその光が輝かしければ輝かしいほど、できる影も濃いだろうね、と。あまたの影あってのこの光なんだよね、という、それを思い出させる「そなた、あれをどう思う? 直親のことじゃ」ですよ・・・・!

直虎との対面。寿桂尼は直虎の成長に目を細め、直虎は恐縮して寿桂尼の慈悲に感謝し、いい雰囲気になったところでの「そなた、あれをどう思う?」。尼頭巾で顔の表情が見えないアングルからの映し方で、地の底から響いてくるような声音にゾッとした。直虎もハッと衝撃を受け、それでも同様は最小限におさめ、言う。「家を守るのは綺麗ごとだけではない」。

その答えを聞いて、寿桂尼が感極まったような表情をするのが、この時点では「ほかならぬ直虎がこう言うのがうれしいのだな」と思う。おとわの時代からを回想し「そなたが娘であればと思っていた」、こういうのって大河の王道なんですよね。主人公が、身内でも何でもない、しかも格上の相手から「そなたが息子/娘なら」と惜しまれる。そして「私亡きあとも今川を頼みます」今生の別れにそんなふうに言い残すのも、時代劇の王道。ここぞというときには王道でくるのね、王道ってやっぱり泣けるもんね・・・・

・・・・なんて思いつつ、劇中の来し方を振り返りつつ浅丘ルリ子の名演に涙をぬぐっていましたら、なんだかガラの悪い次の客が、ってとこで嫌な予感、そういえばわざわざ書きつけについて直虎に「何を?」って言わせてたな、そういえば今日のサブタイトル「死の帳面」だったな、え、え、えええ、次の客、謀殺されちゃった、えええ、えええええっ、わーーー直虎に禍々しい朱のバッテンが!!!!!

「我に似たおなごは、老いた主家に義理立てなどせぬ」
サイコーな流れだな、こんちくしょう!!!!! おひねり投げたい!!!!!

戦国の世のマイノリティ、おんな城主。寿桂尼と直虎、2人にしかわからない世界があり、間違いなく響き合うものがある。でも、だからこそ、寿桂尼は直虎を排除しなければならないのだ。自分を初めて理解してくれたおなごを、理解してくれたがゆえに、彼女がもっとも大事に思う家ごと滅ぼさなければならない。その悲しみと、悲しみを凌駕する悲壮な決意、それが、直虎の返答を聞いて感極まった表情と涙の理由だったのだ。「そなたが娘であれば」も本心なんだよね。直虎が娘ならば、滅ぼさずに済んだのに・・・・という悲しみ。

光り輝く今川の庭で、ざんばら頭、泥だらけ傷だらけになりながら毬を追い続けた少女。それが、井伊にとって最悪な形の報いとして返ってくるこれからなのだなあ・・・。いやぁ、残酷。



すごすぎた。まさに森下脚本の真骨頂だった・・・(このフレーズ、すでに今作で何度も使ってる気がするけど)。

浅丘ルリ子がすばらしい。「すいか」の20年後にこんな浅丘ルリ子が見られたことを人生の喜びに思う。震える声が、深く刻まれた手の甲の皺が、目元の厚化粧すら寿桂尼の孤高で波乱の人生を伝え、それでいて、表情の純度の高さが、寿桂尼の心の奥のとても人間らしい部分を伝える。昏睡状態から覚めた時の「太守様、つらい思いをさせましたね」になんと真情がこもっていたことか。それにしても、何度昏睡状態からカムバックすることか。去年の草笛光子おばば様もびっくりだよw(とりさん@真田丸)

この、寿桂尼さまの粘り強すぎる土俵際の様子は、いずれ直虎の晩年で形を変えてリフレインされるのであろーかね。

で、そんな今川を、井伊のほうも裏切ろうとしているのだよね。それも言い出しっぺは政次。この流れ、直親のときとまっったく同じやんかーーーーー!! あのときと同じく徳川まで絡んできて、もう、イヤな予感しかしません!!!!!
 
 
 

五月の三 / おげんさん

●5月某日: 釣りがしたくてたまらず早朝から川行く!と連呼するサク。シャボン玉など与えて引き延ばそうとするも高速で吹ききって5分で終了。そこへ『香川照之の昆虫すごいぜ』第2弾が始まった! ありがとうカマキリ先生~。今回は「モンシロチョウ」。香川の虫取り網芸に腹筋が崩壊するw チョウの羽の鱗粉を怖がって「害はないんですか」と言う娘に「この子にとってはおまえのほうが害なんだよ!」と激昂するカマキリ先生。タガメへの愛が高じてお尋ね者扱いしちゃうカマキリ先生w あのくだり、相当カットされてるらしく、ホワイトボードにはオンエアで全然使われなかった語句がたくさん書いてあった、“ウルトラセブン”とかw 
 
さて、釣りの作業は、庭でミミズを探すことから。ミミズで魚を釣るのだ。

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最初は入れ食い状態でボンボン釣れていたものの、魚のほうも「あれはヤバい」と悟ったのかだんだんかからなくなり、飽きてやめる、、、かと思いきや、「そろそろカニをさがそう」と岩陰を探り始め、やがて網を手に川の中にずんずん入っていって魚を捕る。うん、まあ、そうなるよね、結局・・・。胸までびしょ濡れだ。岩のそばとはいえ、隠れもせずに太ったドンコがいるのを発見したとき、サクが「ざつ。」と言い放ったのが面白かったw 

昼は庭で焼きそば。野菜を刻むのも炒めて作るのも夫と義父。
 

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そういえばお義母さんも “夫にごはん作ってもらうフレンズ” なのだったw 
 
食後、サクは1時間ほど庭の草とりを手伝う。川での魚捕り然り、子どもの中腰維持能力すごいよね。

夕方、辞去。夜ごはんはぶりのあら煮(もらった)、コロッケ、かぼちゃサラダ、トマトなど。昨日の『おげんさんといっしょ』を見る。おもしろかったー! もちろん隆子やねずみさん始め周囲のサポートもあるとはいえ、初めての冠番組、しかも生放送をあの自然体でやりおおせるの、星野源の才能とキャリアだなーと感じ入ったわ。ゆるっとしてるけどグダグダしてなくて、ライブは楽しく、充希ちゃんのことも無理にいじらず持ち上げず。ま、2人共を好きな視聴者としちゃ、もうちょっと絡んでほしかった気もするけどw これもカマキリ先生同様、第2弾あるね。
 

五月の二

●5月某日: 夫と交代で台所に立って食べ物を用意し、友だちの家で持ち寄りごはん会。うちからは唐揚げにチャーハン、春菊の白和え、新玉ねぎとトマトのマリネ、いちご。友だちの家では自家製の燻製の数々がメイン!!! 毎度おいしいですありがとうございます! じゃがいもとナスのチーズ焼きみたいなのもおいしかった。そして米粉パン! ビールやワインも持ち寄って、よく喋り、けっこう飲む。

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子どもたちはおもちゃのハウスに入ったり、トランポリンで跳んだり、気ままに遊んでる。サクが鳥に凝ってることを知って、友だちがタモリ倶楽部の「鳥の鳴き声の聞きなし」回を録画しといてくれた。優しい~! あと、レキシのライブビデオも見る。すげー楽しく飲んでる間にただごとでない雨雲・雷雲が近づいてきて猛威をふるう。「降水確率10%だぞ!」と、布団を干してきた夫が嘆く。うん、さすがどんたくとしか言えないよねw 福岡では5月3・4日は外干し気を付けましょう(今日の教訓)夜はマットレスの上で寝ました。いいよいいよ、楽しい1日でした。
 
●5月某日: ランニング5.5キロ。調子は悪くないんだけど、10時半にもなると、あ、暑い。夫はサクといろいろ買い物へ。GWで電器屋が子どものためのイベントをやっていたらしく、サク、お菓子のつかみ取りなどしてご機嫌で帰ってきた。紙を折って彩色し、割り箸を竿に見立てて鯉のぼりの飾りを作ってみせる。サクのこういう工作っていつも楽しい気分にさせてくれる(その後、捨てるけどw)。

みんなで『ひよっこ』を見ながら昼ごはん食べて、午後から夫の実家へ。鯉のぼりの飾りは2つをじぃじ・ばぁばにプレゼント。少し早いけど、母の日のお花のアレンジメントもお義母さんに。

今日の最初の話題はやはり先日のテレビ出演のことで、楽しまくってる嫁としてはちょっと「えへへ・・・すみません」て感じだったけど、まぁ昨日きょう結婚したわけじゃないからだいたいわかってるってもんで、家族が仲良くやっているのはとてもいいことだ、と喜んでもらえた。特に先日会った義父のお姉さんが喜んでくれていた模様。ていうか、そんな夫の実家では今日も義父の手料理が食卓にずらりと並ぶわけで、「イヤイヤやらせてるわけじゃないのよ、お父さんは料理が好きだし早いから!」と念を押すお義母さんは私の一番の理解者といったところでしょうかw サク、よく食べ、一人前に夜更かし。まあGWだしね、とテキトーな私たち。
 

5歳児って何さ、大人になれよ

 facebook見てたら、「男はみんな5歳児である」と思って生きれば、多くの問題は解決する」って記事へのリンクが流れてきた。


タイトルを見て、「男は5歳児だから、家事育児を手伝わず自分の好きなことばっかりしててもしょうがない…」 ぐらいの内容は想像したけど、そんなもんじゃなかった! 

・「男は女子力発電を必要としてるから、あなたが発電所になってあげないと、お金を払ってでもよその発電所に行く」とか、

・「5歳児を10歳、15歳と育てようと思ってはダメ。男は永遠に5歳児」とか、

・「そう思えない、ではなく、そう思う心をあなたが育みましょう」とか、

もう目を覆うような、めまいがしてくるような内容だったんです・・・。

 ◆以下、facebookの投稿コピペ)

 ちょっと待って、としか言いようがない。
こういう言説は、この記事に限らず昔から多いけど。「夫ではなく我が家の長男だと思ってる」とかさ。

5歳児の部分があってもいい。好奇心旺盛とか。エネルギッシュとか。
私にだって永遠の14才女子の部分はあるよ。最近はNHKドラマ『みをつくし料理帖』の森山未來にキャーキャー言うたり。
(14歳が時代劇見るのかって? もちろん私は小学校時代から見てたともさ!)

でもさ、夫を5歳児と思って一緒に暮らすなんて、そんなこと薦めちゃいけない。
5歳児とセックスなんかできるかーい。
そして夫は子育ての最大の相棒であり、人生の伴走者。
5歳児に子育てができるか? 
年を重ねていく私の精神的パートナーになれるか? 無理だよね。

女性が、たとえばヤンキーみたいなカッコして、テキトーな食べ物を与えてしつけもせずに子育てしていたら、子どもほったからしで居酒屋で飲んだりしてたら、
「子どもが子どもを産んで育ててる」って非難されるというのに。

なぜ、女性という性に生まれただけで、
結婚して子どもを持ったときに、
夫5歳児の子育てまで自分ひとりでやらなければならないの? 

しかも、その夫5歳児は、家の外に出たらいっちょまえに
「稼いで家族を食わしてる立派な社会人です」
みたいな顔してるんやない?

一緒に育て、一緒に悩み一緒に楽しむために結婚するんではないの?
男は、仕事が大変だから、心に少年性を持っているから、
ままならない子育てと終わらない家事で疲れた女性に世話をかけてもいいのか?
女だけが大人にならなければならないのか?
そんな諦めや、許容を子どもに教えるの?

世の中には、5歳児でしかない夫さんが少なくないことも知っている。
現実問題、「しょうがない、5歳だから」とでも思わないと、
とてもじゃないけど毎日やっていけない妻がたくさんいるだろう。
本当に胸が痛む。

だけど・・・だからこそ、周囲の私たちは、私たちの社会は、
5歳児の夫を許しちゃいけないんじゃないだろうか?
大人になれよ、妻の子どもじゃなくてパートナーになれよ、と
促さなきゃいけないんじゃないだろうか?
5歳児の夫を、子どもたちの世代に再生産しないためにも。

小島慶子さんがtwitterでリンクを貼っていた。
https://www.respect.gov.au/what-can-i-do/stop-the-excuses/
オーストラリア政府のHP。

大人が口にする「男は永遠に男の子だもの」は子どもたちにどんな思い込みを与えるか。
それは結果としてDVやモラハラを正当化する言い訳になる、とハッキリ書いている。

苦しんでいる女性に対して、「しょうがないよ、5歳児だから」というのはやめよう。そんな考えがまかり通る世の中をやめよう。

あなたの苦しみは、あなたが狭量だからとか、
男をうまく転がす女子力が低いからとかじゃなくて、
「あなたは悪くない、あなたの苦しみは本来、解消されるべきものだ」と言おう。
 

五月の一

●5月某日: 歓迎遠足のサク弁、おにぎり2個(塩&鮭)、ハンバーグ、卵焼き、糸こんのおかか和え、きゅうり。「もう幼稚園じゃないから冷凍食品入れてもいいんだ~!」って前日に気づいて「パアァァッ.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。」てなったけど、結局入れなかった。小学校初めての弁当なので、緊張するかもなーと小さめにしたしね。

今日は、学校のそばまでついていって、門のところで登校してくる子どもたちを見てたんだけど、当たり前だけど本当にいろんな子がいる。勉強になった。みんながんば! で、友だちのお母さんと話し込んで9時に帰宅(家を出たのは7時20分)。今日のto doに励んでたら昼ごはん食べるの2時近くになった。

サク、2時半過ぎに帰ってきた。「すげーたのしかったー! めっちゃあるいたぞ。でんしゃとかバスとか、いっさい のらんかった!」と、“いっさい” をことさら強調して言うのがおかしい。行った先では「岩鬼」という遊びが楽しかったそうで、外で思いきり体を動かせたと聞くと「ほんとによかったねー!」と思う1年生母の私である。

夜ごはんは、焼きちゃんぽん、トマトやきゅうり。8時半ごろ、夫が残業から帰ってくると、「ねない!」とがんばるサク。明日から5連休だし無敵感がある。木村拓哉と杉咲花の食わず嫌い。そして俳優祭での勘九郎の「恋ダンス六方」をめちゃくちゃ気に入ったサクが5回くらい連続でリピートする。